Photo Page 2002.06.01
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平標山ノ家 |
鐘アップ |
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水飲み場 |
蛇 口 |
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仙ノ倉山(標高2026m) |
木道より平標ノ家 |
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平標山山頂(標高1984m) |
「平標山頂」標識 |
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仙ノ倉山を望む |
苗場プリンスホテル |
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仙ノ倉山を望む |
たたずむ人 |
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*photo data* |
*Film : FUJICHROME PROVIA100F(RDPIII) |
*Camera |
*Lens |
Nikon F80 |
TAMRON AF28-200mm SZ / Nikkor 20mm |
BRONICA SQ-Ai |
ZENZANON 80mm / ZENZANON 110mm MACRO |
6/1(土)『平標山・登山』 |
『平標山』は谷川連峰のひとつで、新潟県と群馬県の県境にあたります。標高は1984メートル、私は春の雪溶けシーズンに写真撮影のために毎年出かけています。ところが去年は多忙で行けず、一昨年は雪が多くて途中で下山したことがあり、いわば3年ぶりのリベンジでした。 山頂へは4つのルートがあるが、私が選んだのは、新潟側(苗場プリンスホテル近く)から出発する平元新道ルート。ここにはトイレ付きの駐車場(しかも50台!)があり、『マイカー登山』の私にはとても楽だからです。このルートは登山道も整備されていて、駐車場から2時間ほどで1650メートルの山小屋に到達できるという、初心者にもやさしいルートなのです。 27日(土)は移動日なので、自宅(横浜)を出発して夜に着くようにのんびり走りました。途中コンビニで明日の朝食と昼食用のおにぎりとペットボトルの水500mlを買った。ひと昔前だと自宅でおむすびを作って水筒(魔法瓶)を準備しないといけなかったけれど、最近はすべて近くのコンビニでまかなえるからとっても楽です。 さて、28日(日)は4:00起床。気温は10度で寒いけど気持ちいい。朝食をとった後、5:00に出発しました。駐車場前には『平標登山口』があるが、アプローチのやさしい『平元新道登山口ルート』で登るため、遠回りするように別荘地を歩きます。別荘の庭にはムスカリやチューリップが咲き、ようやく春の到来という感じでした。 ゆるやかな自然歩道を1時間ほど歩いて平元新道登山口に到着、もう木々は新芽を出し、春から初夏に向かっている感じです。小休止後、いよいよ平標山に向けて出発だ。登山口から山小屋まではブナ林の中を歩きます。すぐ近くでうぐいすが鳴いていて、その声を活力に登りました。沢を挟んだ反対側の山に鉄塔が建っているが、はじめは目線の上の方にあった鉄塔が、登るに従ってだんだん降り、やがては眼下に見るようになる。 途中、風景を撮影しながら1時間半かけて、7:40に『平標山ノ家』(標高1650m)に到着した。汗だくだが、涼しい風が吹いて、とっても爽やか。ところが今年は暖冬だった影響からか残雪が少ないのにがっかりした。山小屋にはトイレと沢の水を引いた水道がある。この水が冷たくてお美味しいんだ!まったく臭いもなく口当たりはまろやかで最高!今まで飲んだ水の中で一番でしょうか。ここ1時間ほど周辺の景色を撮影して、いざ平標山山頂へ向けて出発です。 木製階段を1時間ほど登り、11:00に山頂到着(標高1984m)、日曜のためか結構登山客が多かった。みんな早めの昼食を取っていて、バナーでお湯を沸かしてカップラーメンやスープ、コーヒーなどして、とてもにぎやかだった。本来なら仙ノ倉山(標高2026m)へ行くべきだろうが、午後は天気が崩れるとの予報だったし、12時を過ぎた頃から雲が出て風が強くなってきたので下山することにした。帰りは来た道とは別の小松山経由のコースを選んだ。このコースは、なだらかな稜線を歩く景色の良いコースだ。途中ザレ場というじゃり道もあって、ちょっと怖かったが…。 と、ここまでは問題なく、最高の登山で終わるはずだったが、下山途中で左膝(ひざ)を痛めてしまいました。実は以前にも同じ事があって、どうやら持病のようなんです。膝を冷やしたり極度な負担を掛けると、膝の軟骨にキズがあるらしく痛みだすんです。足を痛めると辛いですよ、歩かないわけにはいかないし、歩くと痛いし、それこそカメのようにゆっくりと休み休み降りることになりました。トホホ。おかげで平標山頂を12時半に出発して、駐車場へもどったのが16:00という超スローペース。(普通は2時間)けど何とか降りることができました。この様子はPhotoページに写真をアップしたので見て下さい。 下山してからは一息ついて近くの湯沢温泉「宿場の湯」(大人500円)でお湯につかり、サウナとジャグジーを受けて身体をもみほぐしました。いーい湯だった。 残雪のある雄大な山の景色、雪解け水は冷たくて空気はお美味しい、デスクワークでなまった身体に適度な(ちょっと辛かったけれど)運動が出来て、もう最高っすよ。 |