Photo Page 2002.06.16 

ワールドカップ観戦
エクアドル対クロアチア戦
date/2002.06.16


カメラマーク
のある写真はクリックすると拡大写真を見ることができます。
※拡大写真を見たら、ブラウザの戻るボタンで戻ってください。

 横浜国際総合競技場
 新横浜駅より徒歩12分。しかし、この日は登場ゲート別に歩くコースが決められていて20分かかった。さすがワールドカップ、スタジアム前でクロアチアのサポーター(当然外国人)が国歌(?)の大合唱。いやがおうでも期待が高まっていく。

 チケットをわたす 
 私の入場ゲートは国際競技場正面入り口の東ゲート。セキュリティ・チェック前にチケットの確認がある。このゲートをくぐるとすぐに荷物検査、金属探知器によるチェックが待っている。チケットを出している左手は私自身の手。

 セキュリティチェック・ゲート 
 手荷物チェックが厳しいのではと心配されたが、いがいとそうでもなかった。飛行機の搭乗手続きのように虫眼鏡の大きいので金属チェックをされ、リックの中を開けて見られる程度だ。ただし傘持ち込み禁止らしく、持っていた傘は預けることになってしまった。

 傘預かり所 
 ここが傘預かり所。傘持ち込み禁止とのことで、持っていた傘は預けることになっている。折り畳みは良いので観戦には折り畳みを持っていこう。というのは帰りの引き取りに時間がかかるので、その分帰りが遅くなる。

 ゲートを抜けるとそこは競技場
 野球でもサッカーでも、ゲートを越えて視界に飛び込んでくるスタジアムの景色がたまらなく好きだ。一番、わくわくする瞬間である。ゲートはそれぞれ色分けされていて、私のE3ゲートは緑色だ。

 カクテル光線に浮かぶピッチ 
 横浜国際競技場は新しくて広く、カクテル光線に浮かび上がる芝生の緑が鮮やかできれいだ。ただし、ここ横浜は総合陸上グランドなのでピッチ(サッカーコート)のまわりに競走用のトラックがあり、客席からコートまで距離があるのが残念だ。

 

 1F屋根下シート
 私の席はE16ブロックの26列614シート。屋根付きの1階席。カップホルダーが付いてて快適だ。天上からテレビモニターが下がってて試合の中継映像を見ることができる。この日、霧雨が時々降ったけれど、まったく影響なかった。

 エクアドルサポーターの国旗 
 試合前に国旗を広げるエクアドルのサポーター。早くも熱い応援を繰り広げる。私の席はエクアドル側だったので、立場上エクアドルの応援したけど、これがなかなか楽しかった。

 観衆6万5千人、本当?
 巨大モニターに表示された本日の入場者数。65,862人とはすごい。空席があったけれど本当かな? ちなみに横浜国際競技場は72,000人収容だから、そんなところか。

 試合開始(kick off!) 
 午後8時30分、エクアドルのキックオフで試合開始。エクアドルのユニホームが国旗と同じ黄色とブルーと赤。赤いソックスが可愛い。

 エクアドル選手シュートの瞬間 
 後半3分、エクアドルのメンデス選手がゴール前にてボレーシュートで先制点を入れる。これがその決定的瞬間!左で若干飛び上がっているのがメンデス選手、低い弾道のボールがキーパーを襲う。

 ゴールにわく観衆 
 左の写真の数秒後、ゴールした瞬間に立ち上がってわく観客。みんな立ち上がり拳を上げて歓喜の声をあげる。ものすごいエネルギー。私も撮影しながらキャーキャー甲高い声で叫んでいた。サッカーは生で観るのが楽しい。


※写真はいずれもDVカメラでビデオ撮影したものをiMovieソフトでキャプチャーしたものです。


 2002. 6/16(日)『ワールドカップ観戦記』


 まずは日本、決勝トーナメント進出おめでとう。\(^o^)/

 いやあ、日本チームがここまでやるとは思わなかった。先日のロシア戦につづいてチュニジア戦も終始ボールを支配していて完璧じゃないですか、2得点とはたのもしい限りです。

 何を隠そう私は横浜国際競技場から徒歩15分という、いわば地元に住んでおり、一生に一度しかないワールドカップ日本開催を生で体験したいと思い、13日(木)に、エクアドル対クロアチア戦に行って来ました。

 さすがワールドカップ、スタジアム前でエクアドルのサポーター(当然外国人)が国歌(?)の大合唱。いやがおうでも期待が高まっていく。手荷物チェックが厳しいのではと心配されたが、いがいとそうでもなかった。飛行機の搭乗手続きのように虫眼鏡の大きいので金属チェックをされ、リックの中を開けて見られる程度だ。ただし傘持ち込み禁止らしく、持っていた傘は預けることになってしまった。折り畳みは良いので観戦に行く人は折り畳み傘を持つようにしよう。でないと帰りの引き取りに時間がかかるので帰りが遅くなるよ。

 国際競技場は新しくて広く、カクテル光線に浮かび上がる芝生の緑が鮮やかできれいだった。ただし、ここ横浜は総合陸上グランドなのでフィールドまわりに競走用のトラックがあり、客席からピッチ(サッカーコート)まで距離があるのが残念だ。

 初めてサッカー観戦をして『いがいとショボイな』と思った。105m×68mのピッチはテレビで観ていると大きそうだが、国際競技場の広いグランドのフィールドの一部で、目の当たりにすると、いがいと狭い。それに試合開始早々って選手のテンションも空回りし、パスもつながらなく、まるで近所の中学生の試合をながめているような印象だった。けど、試合が進むにつれて、そんな冷めた思いはどこかに吹き飛んでしまった。

 野球の場合、チームの応援歌って、よっぽどのファンじゃないと声を出して歌うのがはずかしいけれど、サッカーはそんなことはない、歌うのがあたりまえで(決して強制的ではない)自然と載せられてしまうんだな。エクアドルの選手やチームのことは知らないけれど、点が入った時は拳を上げながら「イエーイ」と叫んでいた。野球ではこんなに熱くならないはずだ。日本主催の世界大会だからというファクターもそうだけど、それ以外のラジカル(根本的)なところで熱くさせる何かがサッカーにはある。

 実を言うと私は『サッカーというスポーツは嫌い』なんだけど(なぜ嫌いかは別の機会に話します)、実際スタジアムで観戦してみると、野球とは違った魅力を感じる。ファンの一体感、共有感というのが野球とは全然違うんです。渋谷のハチ公前で若者たちが叫ぶのも、道頓堀にダイビングするのも、六本木の交差点ですれ違う人たちとハイタッチするなど、その気持ちがよーくわかる。これは野球ファンにはない特別な感覚だ。

 野球でも喜びをファン同士で分かち合うことはあるけれど、エネルギーの出所が違うような気がする。それは何だろう、90分間走り続けるギリギリの試合をしている選手への感情移入からくるテンションの高さだろうか。
 野球はチームと自分(観客)との間にまぎれもない間隔が空いてるけど、サッカーはチームと自分がイコールでつながっているような気がする。サポーターは12人目の選手だというけれど、自分がプレーしているような錯覚を感じてしまうんだ。

 『ドーハの悲劇』から9年、あの悪夢からよくぞここまで来た。私はサッカーファンとは言えないけれど、しばらくは見続けようと思う。



[HOME] [GALLERY] [PROFILE] [NOTICE] [PHOTO] [個展案内] [LINK] [MAIL]

ご意見・ご感想・リンクについては下記のアドレスか
上の[MAIL]ボタンをクリックして下さい。

 E-mail tokutomi@yokohama.email.ne.jp