Photo Page 2001.10.15
|
10/15(月)『群馬県、川原湯・草津温泉の旅』 |
川原湯温泉は関越道の渋川伊香保インターから長野原・草津方面に車で1時間ほど行ったところにある。ここは、鎌倉時代、源頼朝が発見した温泉として長い歴史をもつ温泉場です。砂風呂、むささびの宿、大樽の湯など、特徴を持った旅館が17軒並びます。旅館の他にドライブついでに気軽に入浴できる共同浴場(銭湯)も3件あります。 今回は秘湯ムードが高い「笹湯(ささゆ)」に入りました。(写真参照) 実はこの川原湯温泉は、近い将来、近くに建設される八ツ場ダムによって水没する運命にあるのです。歴史もあり風情もあるため、温泉ファンとしてはちょっと寂しい気持ちではありますが、でも、新源泉から湯を引き、新たな川原湯温泉街がつくられるそうです。もし、秘湯好きの方がいらしたなら今のうちに遊びに来て下さい。 次に行ったのは『草津温泉』ですが、ここはいまさら言うまでもなく関東でも有数の温泉地帯です。「草津よいとこ、一度はおいで〜」の歌で有名です。草津温泉は自然湧出の温泉としては日本一を誇り、明治11年にドイツの医師ベルツ博士によって世界有数の健康保養地として世界に紹介されて、その名を高めました。 さて、この草津温泉には無料の共同浴場が19軒もあるというのに驚きます。特に湯畑のとなりにある「白旗の湯」は、先の源頼朝が浅間山六里ヶ原に狩に来た時に発見したといわれています(この人、温泉発見するの趣味なんでしょうか)。 この日は秋晴れの良い天気、車をとばして『白根山』へ行きました。 (草津より車で約30分) 白根山は、群馬、長野の両県にまたがる標高
2,160mの活火山。山頂一帯は荒涼とした岩原で火口付近には神秘的なエメラルドグリーンの温泉をたたえた『湯釜』があります。この湖はph0.86という世界一の強酸性の湖とのことです。(写真) 天気は良いし、紅葉も始まり、すばらしい観光でした。 |