続わが歌舞伎　―芝居図解―


まえがき

檜と桟敷と
三番叟
引幕と緞帳
幕の効用
せり出し押し出し
幕切れの見得
花道
だんまり
ひきぬき
後見の存在
木がしら
きっかけと「間」
廻り舞臺の効果
海の演出
紅隈と青隈
荒若衆・色若衆
荒事のもつ権威
世界定め
書替え狂言
曽我の芝居
お家の重鎮
外題の字敷
見立の精神
あてこみ
通言
道行形式
馬と獅子
とんぼを切る話
けれんの正統
景容という言葉
劇場の裏・表
俳優の魅力
芸談とは


あとがき［昭和二十四年仲秋］


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芝居挿絵（鳥居清言）

芝居檜
松羽目の舞台
式三番の「翁」
三番叟
芝居絵看板
剣先烏帽子
緞帳芝居の緞帳
ふり落しの仕掛
忠臣蔵の大序
せり出しの仕掛
草摺引
引張りの見得
仁木の引込み
野崎村の引込み
面あかり
じゃかごの見得
「くりから」
世話だんまり
引抜きの図解
助六の紙子姿
上下後見
黒子の台詞附け
高合引
拍子木
出打ち
「対面」の五郎
七段目ののれん
廻り舞台の奈落
八陣の御座船
浪幕
「逆艪」子役遠見
公家荒れ隈
隈取の順序
むきみの隈
つかみたて
「矢の根」
暫、花道の出
不動の見得
世界定の図
湯かん場吉三
勢獅子
法界坊
芝居に因んだ聯
乗合船の幕切れ
まさかりの図
仕初式のにらみ
ほにほろの馬
道行初音の旅
石橋の獅子
芝居の馬
どんぼがえり
鈴ヶ森の幕切れ
梅のつり枝
早ごしらえ
大百日鬘
昔の女形の風俗

和敬書店
昭和24年12月１日発行
Ｂ６判
238ページ　250円

装幀：高木四郎
挿絵：鳥居清言


★ 『わが歌舞伎』[書誌] の続篇として刊行。
『わが歌舞伎』同様、函付きの可能性があるが未見。