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Portobenere Italy copy right reserved by Akihiko Murazumi

All On 4

Case 2

Maxillary Immediate Loading


上顎オールオン4 即時荷重症例

上顎オールオン4 即時加重症例

左上パノラマ写真が術前のもので、左下が術後。
右側のデンタル写真は全てオペ後一年経過した時のものです。この症例は、残存上顎骨が非常に少なかったのですが、骨質が良好でした。上顎全顎インプラント症例では、一般的にオールオン6がベター、できればオールオン8が好ましいのですが、この症例の場合、四本しかインプラントを埋めることのできるスペースが無かったのです。上顎のオールオン4はそのインプラントの数が最小限なのです。
その内の一本がだめなら、すべてダメ。
患者さんが金銭的理由のために、安易に考えるべきではないのが上顎全顎オールオン4症例です。
スペースシャトルが一本ブースターしかないから、それが故障したら、墜落するしかないのに対して、ジャンボは、三本のエンジンが駄目になっても飛んでいけますね・・・それと同じです。

サージカルガイドであるノーベル・ガイドの試適
2008/06/28
サージカルガイドのスリーブ方向に間違いがないか歯科用CTであるAlphardVegaを用いて調べます。
世界最高水準の歯科用CTであるAlphardVegaだから、これができるのです。

術後一年経過した時のCT画像

上顎洞前壁ギリギリのところへ埋入されています。
この症例を患者さんと供覧した時、「ピンポイントですね・・・」とコメントされていましたが、AlphardVegaだからできたことなのです。