と金の守備力が強いので、初手は龍で王手する一手。
後手は持駒なしで合駒はできないので22玉と逃げて、31銀、33玉となればまた龍で王手できます。
71龍、22玉、31銀、33玉、73龍、44玉、53銀、55玉と調子がいいようですが、74桂が邪魔で75龍と引けません。
あれっと考え直してみると、初手は81龍や91龍も選択できますね。
それなら55玉に85龍や95龍と継続できます。
66玉に75銀、77玉となったときを考えると、97龍と引ける91龍が正解とわかります。
91龍、22玉、31銀、33玉、73龍、44玉、53銀、55玉、95龍、66玉、75銀、77玉、97龍まで13手か、
ということで、この解答もありましたが、実は75銀に55玉(65玉)と逃げる手がありました。
86銀、66玉、75龍まで15手とこちらの方が長いので、これが正解です。
97龍まで13手の順はもともと作者が実現しようとしていた順なので、この解答も正解として扱いました。
91龍、22玉、31銀、33玉、
93龍、44玉、53銀、55玉、
95龍、66玉、75銀、55(65)玉、
86銀、66玉、75龍 まで15手
横からの龍の王手と銀打ちで玉を斜めに二つ送るシンプルな趣向でした。
それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
- 蛇塚の坂本さん:
- 初手から龍を9筋に限定させる作意が、ニクイねぇ。
- 山下誠さん:
- 調子に乗って13手で詰めそうになる。
- 大塚康平さん:
- 手駒がないだけでこんなにも面白いとは
- 占魚亭さん:
- 77玉を見据えた初手に膝を打つ。
- 小山邦明さん:
- 初手の龍の移動が77玉に97龍を準備するため限定移動なのが良い。
- 松崎一郎さん:
- 初手、つい81竜としてしまう。
- おかもとさん:
- 初手が随一の妙手ですね。
- 藤田卓志さん:
- 13手かと思いましたが、こちらが正解でしょうか。
初手の龍の動き方に意表を突かれました。
- ootanowatasiさん:
- なるほどの初手!
- 空貴人さん:
- 86龍迄と思っていましたが、図面を再確認したところ、桂が利いていました。
しかし、97龍では間駒で…と悩みましたが、玉方の持駒なしに気づいて、ようやく一安心したところです。
一通り、きちんと罠にはまりました。
- 池田俊哉さん:
- 変化の97龍に備えた初手が良い味。 くるくるというより謎解きの印象
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