くるくる展示室　Ｎｏ．４６３　松下拓矢さん 「K into K」

棋譜ファイル(柿木将棋kif形式）

出題時のコメント：

題名の意味は？　１０手台

形から２筋ずつ右に送る趣向だと推測できます。 まずは９５飛と飛を据えて、９７金がいなければ９６飛打で詰みですから、金を動かす９８桂は見えるところ。 もちろん同金と取ってはくれず７６玉と逃げて、この４手で右に２筋移動させることに成功しました。

　　９５飛、８６玉、９８桂、７６玉、

７５飛と追えば、続けて右に送ることができそうです。 しばし楽しみましょう。

　　７５飛、６６玉、７８桂、５６玉、
　　５５飛、４６玉、５８桂、３６玉、
　　３５飛、２６玉、３８桂、同金、

３８桂に逃げるのは飛車打ちの一発なので、最後は同金と取って収束します。

　　３６飛打、１７玉、１５飛　まで１９手

作者 「金頭桂４発が狙い。 これだけ繰り返せば題名の駄洒落も受け入れてもらえると期待しています。 95から１マス飛ばしで15まで至る飛車の動きにも趣向味があると思います。」

ということで、題名の「K into K」は金頭桂でした。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

吉田京平さん：

シンプルな追い趣向。
タイトルの謎は解けなかったため、結果発表を楽しみにしています。

川石隆志さん：

金頭桂？

山下誠さん：

最後まで玉の横這いを見たかったが、それはさすがに無理か。

１６まで行けば軌跡曲詰にもなりますね。 それには１７を塞げばいいけど、最後１６玉と同金が変同になるのを避けたのかな。

松崎一郎さん：

ジグソーパズルのようで楽しい。

蛇塚の坂本さん：

桂と飛の組み合わせが、面白いと思った。

占魚亭さん：

金頭桂（KintoK）４回。

小山邦明さん：

最後の38桂打は取らないと短手数で詰みなので仕方なく取る。

中村丈志さん：

１三角配置の意味が見抜けませんでした。

１３手目３５飛のところで１６飛とされたとき、２６香の移動合で逃れるための配置です。

S.Kimuraさん：

玉が16ではなく，17に行ったということは，題名は，金の並びの後ろに玉が加わったという意味？

inokosatoshiさん：

楽しいパズル詰め。

おかもとさん：

なるほど、命名の意味は「金頭桂」なんですね。

池田俊哉さん：

「K into K」＝金頭桂、かな。その意味で38桂同金に対して27飛と打ちそうになるが、それはいけない...

ひろぽんさん：

桂に凝っている、夢中になっているかな

くるくる展示室Ｎｏ．４６３　解答：１３名　全員正解

　　池田俊哉さん　　inokosatoshiさん　　S.Kimuraさん　　おかもとさん
　　川石隆志さん　　小山邦明さん　　占魚亭さん　　中村丈志さん
　　ひろぽんさん　　蛇塚の坂本さん　　松崎一郎さん　　山下誠さん
　　吉田京平さん

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。