次へ |
詰将棋おもちゃ箱 − くるくるおもちゃ箱くるくる展示室 No.459 ぬさん |
くるくるおもちゃ箱 |
|
4枚並んだ銀が目を引く初形。 85の飛が95飛で牽制されているので、初手は35銀でしょう。 25玉に26銀と両王手すると、同玉や36玉は37とで数が足りています。 また、14玉は15銀まで、34玉は25銀、44玉、45銀、35玉、36銀左でどう逃げても簡単ということで、24玉と逃げるしかありません。 24玉に25銀、15玉、16銀では同玉でダメなので、15銀、34玉と進めます。 35銀、25玉、26銀、24玉、15銀、34玉、 銀の3段活用で15銀を据えることに成功。 6段目に銀はまだ3枚残っているので、続けて楽しめそうですね。
45銀、25(35)玉、36銀、34玉、25銀、44玉、 6段目の4枚の銀が5段目にワープしたように見える局面ですが、ここからこの銀を、何とすべて消してしまいます。
75金、55玉、65金、45玉、55金、35玉、45金、25玉、 作者 「往路のミニ銀鋸を復路で消す趣向です。」 銀ノコの2サイクル目以降では、25(35、45)銀のところで、銀直〜銀引を挟む迂回手順が成立。
もちろん、この解答も正解です。 前半のミニ銀ノコは、似たパターンの縦型のものをくるくるNo.99で紹介したことがあります(右図)が、 実はこの原図の黒川一郎さんの将棋浪曼集第83番「雪崩」(不詰作)は、本作と同様銀4枚を金追いで消去する趣向でした。 修正図が下記で紹介されていますので、あわせてごらんください。 それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
銀引きを取られる変化への対応ですね。 余詰防ぎのために苦心の配置になっています。
21手目56銀を同玉と取られた変化のための配置でした。
|
くるくる展示室No.459 解答:25名 全員正解
嵐田保夫さん 池田俊哉さん Inokosatoshi1955さん 当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。 |