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詰将棋おもちゃ箱くるくるおもちゃ箱

くるくる展示室 No.444 やよいさん

くるくるおもちゃ箱
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棋譜ファイル(柿木将棋kif形式)

出題時のコメント:
10×4+α 40手台

くるくる展示室No.444 やよい

初形から右上に向かって斜めに送る趣向だろうと想像できます。 出題コメントからすれば、10手かけて右上に一つ移動することになるでしょう。

最初は68とと捨てて58とと銀を取るしかなさそう。 銀が斜めに並んでいるので59銀と打ちたくなりますが、67玉、76角に78玉と潜られて失敗。 59銀でなく69銀と打てば78には行けません。

  68と、同玉、58と、同玉、69銀打、67玉、

76角にいったん77玉と逃げて、87馬、66玉と2手稼ぎます。

  76角、77玉、87馬、66玉、

ここまでの10手で77から66へ右上に移動させることができました。 同じ要領で続けて楽しみましょう。

  57銀、同玉、47と、同玉、58銀、56玉、65角、66玉、76馬、55玉、
  46銀、同玉、36と、同玉、47銀、45玉、54角、55玉、65馬、44玉、
  35銀、同玉、25と、同玉、36銀、34玉、45角、44玉、54馬、33玉、

最後のサイクルでは43角は香があって行けないのでかわりに45角。
以下は持駒の桂歩を使って収束します。

  25桂、22玉、23歩、31玉、53(64)馬 まで45手

作者「馬角銀の10手サイクル斜め送りです。 最終サイクルで角の動きが破調になるのは残念ですが、43角生という手を入れるのはさすがに無理そうです。」

2枚捨て+3枚追いと5種の駒によるにぎやかな趣向でした。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

松崎一郎さん:
逃げる玉様、追う馬と角。
蛇塚の坂本さん:
生角が地道に進んで行くところが面白い。
山下誠さん:
馬・角・銀のスクラムで押していく複雑な動きの繰り返し趣向。
S.Kimuraさん:
最後に繰り返しの手順が変わるので,悩みました.
おかもとさん:
なにか機械の音が聞こえてきそうな手順。
占魚亭さん:
味のある銀の着手。
池田俊哉さん:
角-馬-銀で玉を運ぶ斜め追い趣向。 途中玉が戻って馬を呼び寄せるような手順は面白い。 収束あっけないがまとめづらいかも
浜野乙三さん:
勝手読みで10手サイクルにしたが、さてどうか?

大丈夫、正解です。


くるくる展示室No.444 解答:10名 全員正解

  池田俊哉さん  inokosatoshiさん  S.Kimuraさん  おかもとさん
  占魚亭さん  浜野乙三さん  蛇塚の坂本さん  松ア一郎さん
  山下誠さん  山城正樹さん

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。