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詰将棋おもちゃ箱くるくるおもちゃ箱

くるくる展示室 No.431 やよいさん

くるくるおもちゃ箱
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棋譜ファイル(柿木将棋kif形式)

出題時のコメント:
二人のお供 20手台

くるくる展示室No.431 やよい

持駒の桂4香4は、1サイクルで桂と香を1枚ずつ使って送る趣向が予想されます。 出題コメントの二人のお供は74銀と65とでしょうか。

初形では桂も香も打てないので、まずは72馬から。 続いて63馬としたいのですが、銀が利いているので、ここで持駒の出番。 そう、76桂、同と、65香、同銀と2枚のお供を動かせば、63馬とできるようになりますね。

問題は桂打香打に逃げられたときどうなるか。 桂香がたくさんあるので詰むのですが、ちょっとややこしいので読み飛ばす手もありそう。 気になる方は棋譜ファイルで確認してください。

  72馬、64玉、76桂、同と、65香、同銀、

ここでよく見ると、一段上がって、6筋7筋が逆になって、同じパターンの配置になっていることがわかります。
桂香はまだ3枚ずつあるので、あと3回楽しみましょう。

  63馬、75玉、67桂、同と、76香、同銀、
  74馬、66玉、78桂、同と、67香、同銀不成、
  65馬、77玉、69桂、同と、78香、同銀成、

67香のとき、成ってしまうと、65馬、77玉、76馬まで。
不成に対しても、これまで通り桂香でと金と銀を動かせば76馬でとどめをさすことができます。

  76馬 まで25手

馬のジグザグ追いに二人のお供連れのおもしろい趣向詰でした。

作者 「玉に加えお供の駒2枚をジグザグに送ります。 桂香8枚の持駒で、余詰消しには苦労しました。 香打を取らずにかわす変化(特に6手目)が厄介ですが、読み飛ばしていただくしかありません。」

読み飛ばしても大丈夫なのが、くるくるのいいところですね。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

蛇塚の坂本さん:
銀ととのお連れに、意外性有り。
山下誠さん:
玉に接触しているが、これも馬鋸には違いない。
S.Kimuraさん:
くるくるになるまでに苦労しました.
占魚亭さん:
「これぞ!」という感じ。
inokosatoshiさん:
馬、桂、香で追う趣向が楽しい。
おかもとさん:
と金と銀の2枚が動くことに感心し、変化が割り切れていることにまた感心。
池田俊哉さん:
銀とを桂香で動かしながら馬追い。 桂打、香打の時に潜られて難しそうだが、案外持駒が強力だった
ひろさん:
2枚を誘導して詰ますのがいいですね
浜野乙三さん:
確かに二人のお供です

くるくる展示室No.431 解答:10名 全員正解

  池田俊哉さん  inokosatoshiさん  S.Kimuraさん  おかもとさん
  小林巧さん  占魚亭さん   浜野乙三さん  ひろさん
  蛇塚の坂本さん  山下誠さん

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。