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詰将棋おもちゃ箱くるくるおもちゃ箱

くるくる展示室 No.418 やよいさん

くるくるおもちゃ箱
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棋譜ファイル(柿木将棋kif形式)

出題時のコメント:
飛をお供に 20手台

くるくる展示室No.418 やよい

初形の配置から2筋ずつ左に送る趣向が想像されます。

初手は33桂では32玉で上部脱出されてダメそうで、31歩成といくしかないところ。 続いて42歩成とすれば、同玉なら22飛成で飛を取って何とかなりそうなので、出題コメントからして多分同飛だろうと予想できます。 と、変化とばしの術を使うのがくるくる流ですが、やっぱり気になるという方は上記の棋譜ファイルで変化手順をご確認ください。 42同飛に23桂と追撃すれば、41玉となって、初形から2筋左に送る手順が実現できました。

  31歩成、同玉、42歩成、同飛、23桂、41玉、

続けてもう2回、趣向を楽しみましょう。

  51歩成、同玉、62歩成、同飛、43桂、61玉、
  71歩成、同玉、82歩成、同飛、63桂、81玉、

ここからは睨みをきかせていた飛車を切って収束します。

  82飛成、同玉、83飛、92玉、93銀成、91玉、82成銀(飛成) まで25手

飛車をお供に2筋ずつ左に送る軽快な趣向詰でした。

作者 「歩の連続成捨てと桂打で玉飛を横に送ります。 2段目の歩成に対する同玉の変化はくるくるとしては少し厄介かも知れません。」

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

市原誠さん:
なかなか、飛を取れないという…汗
山下誠さん:
歩を2度成って桂を打つ。 このリズムが快い。
蛇塚の坂本さん:
同玉と取れないので、飛の道ずれ面白い。
S.Kimuraさん:
42歩成や62歩成に対する同玉の変化がちょっと難しかったです.
矢馬先龍氏さん:
もうすぐ試験期間なので詰将棋ができる時間が限られており、他の問題に取り掛かれるかわからないので取り敢えずこれだけ送ります。 変化は全て読み飛ばしていますが多分詰むんでしょう…。

くるくるは変なワナとかほとんどないので、作意らしい趣向手順を見つければ変化は「多分詰むんでしょう…」で大丈夫です。

占魚亭さん:
歩成〜桂打ちの易しいリフレイン。
小山邦明さん:
桂送りの手筋と呼びたい感じがします。
おかもとさん:
ヒントがたいへん参考になりました。 73歩はなくてもよさそう?

83飛に72玉の変同に余詰があるので、駒余りにして避けた配置ですね。

エレーンさん:
持ち駒桂だけだと不安感があるけれども詰むんですね。
池田俊哉さん:
くるくるだから、と変化飛ばしで行けるが、 歩成に対して同玉の変化をまともに読もうとすると結構大変...
55金一枚に納めた点を買うか
浜野乙三さん:
流れで91歩成とやって難渋。 92歩の存在価値がわかりました。

くるくる展示室No.418 解答:11名 全員正解

  池田俊哉さん  市原誠さん  S.Kimuraさん  エレーンさん
  おかもとさん  小山邦明さん  占魚亭さん  浜野乙三さん
  蛇塚の坂本さん  矢馬先龍氏さん  山下誠さん

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。