くるくるには見えない初形ですね。
何が飛び出すのでしょうか。
56とでは36玉で後続なし。
といって57とや57馬では飛を取られてしまいます。
実はそれを恐れず57馬が正解。
36玉は35馬までなので55玉と飛を取って逃げる一手ですが、ここで44に逃がさない35馬が好手です。
44に行けなくては64玉しかなく、続いて53馬と追撃すれば、65玉、75馬まで、馬が1回転して元に戻って詰みました。
53馬のところで46馬でも詰みそうですが、これは55歩の捨て合で逃れます。
57馬、55玉、35馬、64玉、53馬、65玉、75馬 まで7手
75−57−35−53−75と馬の1回転。
玉の動きが不規則なので純粋な趣向ではありませんが、馬の動きは十分趣向的。
馬の軌跡曲詰として楽しむ作品かもしれません。
それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
- 津久井康雄さん:
- 超シンプルな馬回転ですが、題名の意図は解けませんでした。
馬の動きをおたまじゃくしに見立てたのかな? 最後は元に「カエル」とか。
- 蛇塚の坂本さん:
- 馬のくるくる回り面白い。
- 山下誠さん:
- 馬の1回転を可愛らしく表現していますね。
- 長谷繁蔵さん:
- 元に戻るのは玉でなく馬でした。
- S.Kimuraさん:
- 馬が1周して戻りましたが,題名のおたまじゃくしの意味が分かりませんでした.
- 藤田卓志さん:
- おたまじゃくしが元に戻って、かえるになったとさ。
- 波多野賢太郎さん:
- 元に戻るのは馬だったんですね。一周回って詰んじゃうのが面白いです。
- 占魚亭さん:
- 上手くできている馬の一回転。
- 池田俊哉さん:
- 馬一回転ルントラウフの理論上最短手数...とか難しいことは言わない
ルントラウフはチェスプロブレムの用語で、ある駒が複数地点を経由して元の位置に戻ること。
でも本作は、「一回転」の方がずっとわかりやすいですね。
- ハマGさん:
- 馬かえる
- hiroさん:
- 詰方馬の一回転。右辺へ逃げられるのではと思いましたが、35馬を発見してほっとしました。
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