棋譜ファイル(柿木将棋kif形式)
最初は銀を打っていくしかないところ。 57銀、37玉、46銀打、26玉、35銀打、15玉、24銀引不成、14玉、 銀打送りの軽趣向で銀が4枚並んで、舞台作りは完了。 ここからが本作のハイライト。 13角成、25玉となって、馬で追っていきたいのですが、銀がジャマで24馬とできません。 ここで、34銀、同玉、35銀引、25玉と銀を繰り替えるのが巧妙な手段。 局面を見ると、なんと24銀が消えた形になっています。 これで24馬と馬追いを続行することができますね。 13角成、25玉、34銀、同玉、35銀引、25玉、 パターンがわかれば、あとは楽しむだけ。 最後までノンストップでいきましょう。 24馬、36玉、45銀、同玉、46銀引、36玉、 35馬、47玉、56銀、同玉、57銀引、47玉、 46馬 まで27手 ぱっと見ると銀を捨てながらの馬追いに見えますが、よく見ると銀を捨てながら馬と銀の2枚で追いかけていることがわかります。 最初に打った3枚の銀がすべて消えて、もともと22と13にあった角と銀が46、57まで移動して詰上り。 余分な手が全くない斜め1往復。 くるくるにぴったりな気持ちの良い趣向詰でした。 それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
くるくる展示室No.283 解答:14名 全員正解
嵐田保夫さん 池田俊哉さん S.Kimuraさん キリギリスさん クニさん 國吉進さん 小山邦明さん 隅の老人Bさん 占魚亭さん ぬさん 広瀬稔さん やぶいりさん やまかんさん 山下誠さん
当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。