狭い玉ですが、大駒3枚の強力な守り。 金がたくさんあるので、惜しみなくつぎ込んで弱体化していきます。
23金、14玉、13金打、同角引、同金、同玉、
まずは金2枚使って角を1枚奪取。13金を22の角で取るのは、同金、同玉のあと22角打があって早いので、ここは同角引限定です。 続いて、もう1枚の角も取ってしまいましょう。
23金、14玉、13金打、同角、同金、同玉、
これで持駒の金は無くなってしまいましたが、代わりに角2枚入手できたので、この角を使って収束します。
22角、12玉、11角成、同玉、33角、12玉、22角成 まで19手
- 作者:
- 持駒一式によるミニハガシ(角)
角は2枚しかないので、2回しか繰り返せないのが残念ですが、シンプルな初形に持駒一式の角はがしでした。
作者からは、いろいろな組み合わせで持駒一式によるミニハガシ8作の投稿があったのですが、くるくるとしては難しすぎるのが多いのと、趣向も既存ということで、8作の中でもっともすっきりしている本作を採用させていただきました。
それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
- しまぎろうさん:
- はがす順が限定されているのがいいですね。
- キリギリスさん:
- ▲23金〜▲14金打が2回繰り返されるのが珍しかったです。
- 市橋宗士さん:
- 持駒金4枚の趣向だが、その金をベタベタっと連続で打つ、「異常(?)」な手触り、また、同じような手順で、金2枚を1枚の角と交換する、さらなる趣向。原図はおそらく2枚角と香だと思いますが、竜と2枚の歩の配置が参考になります。この駒数で、この秀逸な趣向手順、堪能致しました。(何とか解けたと思うのですが・・・)
- やまかんさん:
- 俗手でも続ければ趣向になるという。工夫次第ですね。普通詰将棋にするなら収束はちょっと工夫してこうしたり楽しみました。
玉方、11歩、13玉、15竜、22角、31飛、35角
攻め方、26香、34香 持ち駒、金4
- ぬさん:
- 角が取られる順番が決まっているのが巧い。
- ひろぽんさん:
- 金の連打で玉を翻弄するのがおもしろいです。
- 占魚亭さん:
- 4手目同角上でも同じと思いましたが、4手短いんですね。
- 三輪勝昭さん:
- 何が面白いのか分からない。
- 長谷繁蔵さん:
- 持駒趣向の達人初登場。これからが楽しみ
- 隅の老人Bさん:
- 坂東さん、お得意の持駒趣向。
上手く出来ているが、くるくる展にはチョット不釣合い。
- 池田俊哉さん:
- シンプルな初形からの二角はがし。11角成が良いアクセント
- 山下誠さん:
- 贅沢な金の使い方ですね。
- S.Kimuraさん:
- 2枚並べて打った金が消えるのが楽しい.
- 名無し名人さん:
- 4手目限定されているのが巧い。あまりくるくるという感じがしないが良い作品。
- 藤田卓志さん:
- 今月はこれだけです。どちらの角で取っても同じですか。?
角上では早い順があるので限定されていますが、どちらで取っても同じように詰めることはできますね。
- やぶいりさん:
- 金はとどめに残すべし、も場合によるようです。
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