一見して斜めに送る趣向と分かりますね。まずは銀で送りましょう。
56銀、36玉、45銀引、25玉、34銀引不成、14玉、23銀引不成、13玉、
この銀で送る趣向手順は、銀が鎖のようにつながって玉を送るので、銀鎖手順とも呼ばれます。 本作では1回送るだけですが、構造上行ったり来たりできるので、何往復もさせる作品も作られています(将棋妙案 第68番 銀知恵の輪(詰将棋博物館)など)。
13角が取られて、銀で戻ることはできませんが、まだ持駒に歩が4枚あります。
14歩、24玉、25歩、35玉、36歩、46玉、47歩、57玉、
ここまでくれば、「とどめは馬」で詰上りです。
67馬 まで17手
- 作者:
- 「行って帰ってくる」というくるくるの原点みたいな作品です。
既視感がありますが・・・
前半、後半の趣向とも単独ではよく使われる趣向なので、新鮮さに欠けるのはやむなし。 組み合わせで存在価値がでてくる作品です。
それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
- ひろぽんさん:
- ちょうどいい問題です。
- 長谷繁蔵さん:
- 銀鋸から出来そうですネ。
- 占魚亭さん:
- 銀の並びが美しい。
- きたさん:
- 先月は難しくて一回パス、また解答できてうれしいです
- nicoholさん:
- 準備運動に
- しまぎろうさん:
- 拙作を採用してくださってありがとうございます!!
- やまかんさん:
- 13角がうまい配置か。
- 池田俊哉さん:
- 13角生からはじめたくなるが、それではくるくるにならない?
- S.Kimuraさん:
- 最後に馬がもう一働きするのが良いですね.
- 隅の老人Bさん:
- 1段登って「ドッコイショ」、帰りは下りで、これは楽々。
- 名無し名人さん:
- このやさしさ、これぞくるくる。
- ballpen517さん:
- 割と一直線で、わかりやすく初心者にもいいと思いました。
このようなものがあると挑戦者の間口が広がりいいと思います。
- hiroさん:
- ナナメ、ナナメ、ナナメ。
- 三輪勝昭さん:
- 捌けないのは不満。
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