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詰将棋おもちゃ箱くるくるおもちゃ箱
くるくる展示室 No.230 u-makuさん
くるくるおもちゃ箱
くるくるおもちゃ箱

棋譜ファイル(柿木将棋kif形式)

出題時のコメント:
馬と歩の協力 10手台
くるくるおもちゃ箱ではやさしく楽しい趣向詰を出題

くるくる展示室No.230 u-maku

桂香歩の並びがきれいな清貧図式。 香のエンジンがついているので、きっと歩を突きだす展開になるんだろうな、と想像できます。

63に逃げられてはダメなので、初手は52馬。44玉にさっそく45歩と突き出しが入ります。

  52馬、44玉、45歩、33玉、

どうやら馬追いと歩突きで横送りする趣向のようです。 続けて楽しみましょう。

  42馬、34玉、35歩、23玉、
  32馬、24玉、25歩、13玉、
  22馬、14玉、15歩 まで15手

端まで追い詰めたところで逃げ場がなくなって詰め上がり。 42馬に23玉など桂を取らずに逃げるのは桂成があるので簡単です。

作者:
馬でじわじわ追い込んでいくだけの易しいものです。1問目の客寄せにでも使ってもらえたらうれしいです。

馬追いと歩突き送りは、単独でも存在する趣向。 その二つをうまく組み合わせました。 ほかにもいろいろな趣向の組み合わせができそうですね。 ガイダンスで採用させていただきました。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

Melissaさん:
はたして本当にこれが正解手順なのか全く自信がありませんが・・・

大丈夫、正解ですよ。

キリギリスさん:
桂の特性を上手く生かしていると思いました。
長谷繁蔵さん:
馬が上手く動く
三輪勝昭さん:
玉方の逃げ方が限定されているのを確認するのが面倒臭い。
ひろぽんさん:
繰り返す手順がおもしろい
しまぎろうさん:
変わった趣向ですね。面白かったです。
凡骨生さん:
軽い槍ぶすま!。
たくぼんさん:
手順が限定されているのが気持ちよい
池田俊哉さん:
作意は直感で行けるが、最長手順か確認するのがちょっとややこしい
きたさん:
素直な作
名無し名人さん:
ミニ槍襖。
hiroさん:
整然とした初形と詰上がりという印象を受けました。
「1五」歩まで15手詰というのもいいですね。

作者が意識したのかわかりませんが、詰め上げてこういう一致がでてくると、ちょっとうれしくなりますね。

隅の老人Bさん:
見事な槍襖。第1回くる展看寿賞を受賞、なら嬉しいね。

ちなみに、みなさんの感想で触れられている「槍襖」とは、北村研一さんの第1回看寿賞受賞作品です。

名城健太郎さん:
玉が鋸のように動く。
S.Kimuraさん:
2手目の玉の動きが4手目以降と違っているのが気になりました.
初形で62馬,43玉ではダメだったのでしょうか.

その図だと52馬に33玉で変化同手数になるので、それを避けたのだと思います。

占魚亭さん:
桂馬は餌。
諏訪冬葉さん:
桂馬と香車がそれぞれの持ち味を出した問題だと思います。
やぶいりさん:
王様のタクトで馬と歩の五重奏

くるくる展示室No.230 解答:18名 全員正解

  池田俊哉さん  S.Kimuraさん  きたさん  キリギリスさん  しまぎろうさん
  隅の老人Bさん  諏訪冬葉さん  占魚亭さん  たくぼんさん  名無し名人さん
  長谷繁蔵さん  hiroさん  ひろぽんさん  凡骨生さん  三輪勝昭さん
  名城健太郎さん  Melissaさん  やぶいりさん

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。