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詰将棋おもちゃ箱くるくるおもちゃ箱
くるくる展示室 No.226 u-makuさん
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棋譜ファイル(柿木将棋kif形式)

出題時のコメント:
銀桂の活躍 30手台

くるくる展示室No.226 u-maku

斜めに移動する趣向を予感させる配置。 桂跳ねでは63玉から74玉と逃げられるので、銀打ちから入ります。 73銀、53玉、64銀不成と、追い趣向の中では珍しい銀追い。 常に戻る変化がありますが、最長手数に逃げるということで最後まで追いかけてみましょう。

  73銀、53玉、64銀不成、44玉、55銀、35玉、46銀、26玉、
  37銀、17玉、28銀、18玉、19銀、17玉、

73から19まで一直線に追いかけて、ここで折り返し。 28銀は18玉で千日手だし、28馬、26玉、27馬と追うのは34銀の守りが強くて続きそうにありません。 困ったかと思いきや、18銀捨ての好手がありました。 同玉はもちろん28馬なので26玉と逃げて、27銀、35玉と追い戻せば、いよいよ桂の出番です。

  18銀、26玉、27銀、35玉、
  47桂、44玉、56桂、53玉、65桂、62玉、74桂、63玉

63玉で61玉は73桂不成までですが、61と、同玉、73馬以下作意と同手数の変化別詰があり、この解答が3名様。 正解として扱いましたが、詰パラなどでは不正解になることもあるのでご注意ください。 63玉には馬追いで折り返して収束します。

  73馬、54玉、64馬、45玉、55馬 まで31手

作者:
狙いは下り?は銀で追いかけて登り?は桂で追いかけるというもの。
これ69飛(最後3手前に55馬を防ぐためだけ)や91銀と93角(27手目64馬の防ぎ)が辛い配置なのですが、作意のためには仕方なしかと。(93角は一応3手目71馬も防いでいる)
考える軽い変化は4手目62玉なら74桂〜51と。その後6手目以降に戻っても同じように桂馬を左に跳ねる筋で詰む。

銀追い、桂跳ねによる送り、ちょっぴり馬追いと3種類の趣向が楽しめるおもしろい趣向詰でした。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

しまぎろうさん:
桂跳ねが気持ちいい!
占魚亭さん:
銀を往復させてあげたかった気もします。
名城健太郎さん:
下まで行って、上に戻る玉。
凡骨生さん:
斜め昇り降りを巧く纏めている。
キリギリスさん:
王手で跳ねた桂が馬の足となり駒の効率がよい。
長谷繁蔵さん:
桂トビ気持ちいいねえー
ぬさん:
4手目に引き返したときの変化で少し迷いました。
やまかんさん:
銀〜桂〜馬のリレーで追いかける。69飛や93角の配置は気になるか。
太刀岡甫さん:
銀はどこまで使えるか。後は桂馬で爽快に跳ねる。
きたさん:
最初は舞台だった桂が跳ねていくのがよい味
三輪勝昭さん:
右下の折り返しは絶妙。
桂が跳ねて行く手順は気持ち良い。
最後中途半端なのが残念。
名無し名人さん:
銀→桂→馬と主役交代。
やぶいりさん:
千日手回避の15手目18銀が好手で、桂、馬へとリレー。
池田俊哉さん:
銀と桂で1と1/4往復。折り返しの18銀の軽手が良い
小林巧さん:
世間様を斜めに見ている訳ではないけれど…
斜め銀の後退からギアチェンジして桂へシフト替え寸前の19→18の瞬間が快感の絶頂でした。
隅の老人Bさん:
銀から桂へ、桂から馬へとバトンをタッチ。これはミニ駅伝かな。
S.Kimuraさん:
最初のターンのところで少し悩みました
hiroさん:
銀のリードに導かれて四桂の跳躍が実現。

くるくる展示室No.226 解答:20名 全員正解

  池田俊哉さん  S.Kimuraさん  きたさん  キリギリスさん  小林巧さん
  しまぎろうさん  隅の老人Bさん  占魚亭さん  太刀岡甫さん  名無し名人さん
  にゃんのすけさん  ぬさん  長谷川琴さん  長谷繁蔵さん  hiroさん
  凡骨生さん  三輪勝昭さん  名城健太郎さん  やぶいりさん  やまかんさん

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。