桂を打つしかない形。 左から打つか右から打つか二択です。 右の方に逃げられそうなので、それを防ぐために54桂と打ちたくなりますね。 52玉や72玉なら64桂ですし、一段目に逃げれば龍が回って簡単そう。
でも、じつは、これがワナ。 54桂に71玉、73龍、81玉、93桂、91玉と横にするする逃げられて、捕まりません。
74桂なら71玉には82龍があるし、61玉や51玉なら63龍(53龍)で簡単。 52玉とかわす一手です。 そうなれば、64桂、42玉、54桂、32玉は必然。 33馬が守りに利いていますが、かまわず44桂と打てば、同馬、23龍でぴったり詰みました。
74桂、52玉、64桂、42玉、54桂、32玉、44桂、同馬、23龍 まで9手
桂連打による横送り、シンプルな形からシンプルな趣向。 最終手の限定などうまくできています。
- 作者:
- 狙いは桂馬の4連打です。ただ最後の桂馬は取られない収束がいいのか迷いましたが、その方法が思いつかなかったです。
紛れ、初手54桂馬は71玉と竜の方に近づいて逃げて不詰です。
それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
- 凡骨生さん:
- 桂横連打の寸劇。
桂連打は縦送り、斜め送りはよく見ますが、横送りは珍しく、初めてかもしれません。
- 三輪勝昭さん:
- いつも言うけど打った駒をそのまま残して欲しくない。
改良図
持駒 桂桂桂桂
玉方 33馬、34歩、41香、45歩、55歩、62玉、72香、81歩
詰方 24香、56歩、66玉、93龍、94と以上23手詰。
確かに桂は消えますが、盤面駒数が2倍以上に。
- 長谷川琴さん:
- 54桂と打つと詰まないのが不思議。
- 名無し名人さん:
- パッと見、初手54桂から考えました。
- きたさん:
- たしかに右から打ってしまいそう。
- S.Kimuraさん:
- 54桂から追いかけても面白いですね
- 池田俊哉さん:
- 王手は追う手、かと思えるが、24香がしっかり守っているので心配無用
- 隅の老人Bさん:
- 簡単?それでも初手は考えた。1段目に逃げると駒余り、成る程。
- 藤田卓志さん:
- 初手に悩みました。
- キリギリスさん:
- 初手、54桂から考えてしまいます。
- 名城健太郎さん:
- 桂馬を左から打つ。
初解答ありがとうございます。9才の小学3年生。解答選手権でも活躍されていましたね。
- 小林巧さん:
- 持ち駒で四桂確定、
執行三桂までは順調に行ったが、四桂目は失桂だったというオチでしょうか?
大昔、子供の頃遊んだ「馬乗り」を思い出しました。
- やぶいりさん:
- どちらから打っても同じそうだがやはり片方に限る。
- 占魚亭さん:
- 右辺に追い込むには左から打つしかない。
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