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詰将棋おもちゃ箱くるくるおもちゃ箱
くるくる展示室 No.181 u-makuさん
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棋譜ファイル(柿木将棋kif形式)

出題時のコメント:
龍の動きに注目。10手台

タツ年の新春の詰将棋のトップバッターは「龍」が主役の詰将棋。
初手普通は25龍ですが、13玉で後続なし。 13に逃げられないように15龍と行くのが正解です。
23玉は33歩成まで。34玉と逃げます。
次も23に逃げられないように25龍とじっと寄るのが良い手。
44玉の一手で、ここまで来れば、この後の展開は予想できますね。

  15龍、34玉、25龍、44玉、35龍、54玉、45龍、64玉、
  55龍、74玉、65龍、84玉、75龍、94玉、85龍、93玉、
  95龍、94合、85桂まで19手

作者:
狙いは 竜が主役で最初に95から15まで(25でなく)ドーンと行って後は
横に1歩1歩近づいて還元竜?の95竜までで終らせたい というもの

左端から右端までビューンと振った龍が、一歩一歩戻って還元龍で詰むのはユーモラス。
龍追いというと縦横から王手する斜め追いが一般的ですが、本作はちょっと珍しい斜めからの王手の横追い。
くるくるNo,59を横型にしたような趣向です。

初手33銀不成でも詰みそうですが、13玉に15龍、14桂合の逆王手で逃れ。 作者はしっかり読んでいます。
といっても、くるくるなので、みなさん最初から龍の王手を考えたようです。
九つの筋全部にまたがる龍の動きはおもしろく、感想もこの龍の動きに集中しました。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

市橋宗士さん:
玉がスルスルと横滑りしていく。8、9筋の歩と「と」金がヒント。
銀と歩が並ぶのも面白い配置。初手がほぼ絶対なので何とか解けた。
やきのりさん:
気持ちよく横滑り。11手目54龍でえらく悩みました。なぜ素直な終わりが見えなかったんだろう…。
54龍、64歩合、75銀、73玉、64龍、72玉で打歩詰。 でも、くるくるだから最後まで趣向で追いたいもの。
ronさん:
龍で一直線に動かしていく手順は気持ちよいですね。
大森常一さん:
還元竜でしょうか。
長谷繁蔵さん:
竜のコマカイ動きが面白い
きたさん:
素朴だが竜がきれいに一直線に動く
やぶいりさん:
龍の横ばい。
嵐田保夫さん:
気楽な一品。
鈴木康夫さん:
龍が一間ずつしか動けないのがもどかしい。
三輪勝昭さん:
銀歩の配置が美しい。
池田俊哉さん:
一筋から九筋まで各駅停車で向かう龍
タクさん:
すっきりとした横送りでした。
S.Kimuraさん:
向こう端に行った龍が,元に戻ってくるのですね
隅の老人Bさん:
辰年、大なる飛躍は望まず、先ずは一歩、一歩が大事かな。
藤田卓志さん:
辰年にふさわしい楽しい作品でした。
詰将棋が好きになってしまいました。
中澤照夫さん:
龍のカニ移動。スイッチバック。
DD++さん:
75龍から先どうするのか悩んで、きっと85龍95龍を作意にしてくれていると信じてみるという強引な解法で突破。
やよいさん:
何となく煙詰の収束になりそうな手順ですね。例によって「7段目に桂4枚ではダメなの?」などと考えましたが、右辺での余詰がきびしそうですね。
hiroさん:
9五発9五行き、龍の各駅停車といったところでしょうか。
占魚亭さん:
のっそりと帰還。
やまかんさん:
1歩1歩戻ってくる竜の動きがいい。初手33銀生〜15竜は14桂馬の逆王手ですね。

くるくる展示室No.181 解答:23名 全員正解

  嵐田保夫さん  池田俊哉さん  市橋宗士さん  S.Kimuraさん  大森常一さん
  きたさん  鈴木康夫さん  隅の老人Bさん  占魚亭さん  タクさん

  塚ア彰仁さん  DD++さん  中澤照夫さん  長谷川琴さん  長谷繁蔵さん
  hiroさん  藤田卓志さん  三輪勝昭さん  やきのりさん  やぶいりさん
  やまかんさん  やよいさん  ronさん
  

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。