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詰将棋おもちゃ箱くるくるおもちゃ箱
くるくる展示室 No.146 u-makuさん
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出題時のコメント:

二段活用。10手台


楽しい趣向詰を連発し、快調なu-makuさん。 本作もいかにも趣向詰らしい配置で、解きたくなります。

初手は15龍の一手。 27玉に26合なら28金までを見て25龍にちょっと誘われますが、単に37玉で続きません。 28歩も37玉でダメ。 となると4〜5筋から潜られそうで怖いけど28金とおさえるしかなさそうです。

  15龍、27玉、28金、36玉、

35龍、47玉のとき、38金と金を二段活用するのが味の良い手。
58玉なら68金、59玉(49玉は39金以下)、55龍、49玉、58龍まで。
57玉なら68金、76玉、75龍、56玉、55龍まで。
いずれも68金で捕まるので、68金とさせないよう56玉と逃げるのが正解です。

  35龍、47玉、38金、56玉、

ここで盤面を見ると、左側にもワンセット金桂の配置が。 もう一度二段活用を楽しみましょう。

  55龍、67玉、68金、76玉、
  75龍、87玉、78金、96玉、
  97歩 まで17手

作者「龍と金の7手1組の手順を繰り返すのが狙いです。」

桂の配置から2筋移動4回の趣向と思いきや、龍金の二段活用で4筋移動2回の趣向でした。
「G−玉ーL−玉ーG−玉ーL玉」型の8手サイクルの送り趣向。 サイクルにまたがって同じ駒が使われるG駒(グローバル駒)と、サイクルごとに別の(同種の)駒が使われるL駒(ローカル駒)が、両方とも二段活用する8手サイクルの趣向は珍しく、新鮮ですね。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

凡骨生さん:
正に金の二段活用、キン・コン・完。
ほいさん:
趣向に妙な味があります。
長谷繁蔵さん:
変化も有り少し苦戦
中澤照夫さん:
金を上手く活用する。
しろねこさん:
桂馬をすべて相手に捨てとどめに歩突き。
きれいに詰みあがります。
S.Kimuraさん:
金が2回動くのが良いですね.
占魚亭さん:
金が寄る感触がいいですね。
池田俊哉さん:
3手目2五龍と行きたくなるが素直で正解
井上順一さん:
金の二段活用ということですね。
隅の老人Bさん:
8手目、何処に逃げようかと小考。最後の突歩がお気に入り。
鈴木康夫さん:
なるほど、竜が金の支え駒になるのですね。
やまかんさん:
珍しい金の使い方かな。
hiroさん:
私のようなヘボでも解けて嬉しいです。個人的には金の左へ動くのが好みです。

くるくる展示室No.146 解答:17名 全員正解

  池田俊哉さん  井上順一さん  S.Kimuraさん  螽斯さん  しろねこさん
  鈴木康夫さん  ストンリバーさん  隅の老人Bさん  占魚亭さん  塚ア彰仁さん
  中澤照夫さん  長谷繁蔵さん  hiroさん  ほいさん  堀米隆朗さん
  凡骨生さん  やまかんさん

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。