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詰将棋おもちゃ箱くるくるおもちゃ箱
くるくる展示室 No.131 u-makuさん
くるくるおもちゃ箱
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出題時のコメント:

すき間をぬって。10手台


大駒図式に持駒金4枚。 思わず解きたくなる美形の詰将棋。
八段龍に九段玉とくれば、普通は尻金横追い(くるくるNo.4参照)ですが、本作では角や馬が邪魔しています。
かといって、金をべたべた打っていくのは、4枚では足りません。
89金、69玉に78龍と角筋にさわらず龍を活用するのがポイント。
こうすれば1筋おきに金を打てばよいので、4枚でぴったり詰みます。

  89金、69玉、78龍、59玉、
  69金、49玉、58龍、39玉、
  49金、29玉、38龍、19玉、
  29金 まで13手

形も手順も簡明で、くるくるにぴったり。 本作だけの解答も含め、今年最多の22名様の解答がありました。
初級者への趣向詰への誘いとして、くるくるNo.4に続いて出題するといいかも。

データベースで検索してみたら、展示室にもいつも解答をいただいている長谷繁蔵さんの作品にこの趣向がありました。 腹金2回だけで趣向詰としてはちょっと物足りないですが、この形から9筋に追う意外性は十分。 合わせてご鑑賞ください。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

凡骨生さん:
楽しい金と龍の協力詰。
w masakiさん:
角の監視をぬって攻める
やまかんさん:
拠点の金を置いて確実に迫る。
中澤照夫さん:
角、馬の利き筋を掻い潜る。
占魚亭さん:
抜き足差し足。
池田俊哉さん:
角の利き筋を縫って追いかける。17馬が細かい気配り
上田大輔さん:
金、玉、竜の三拍子が心地よかったです。
しろねこさん:
金四枚と龍で追い詰める問題でよくできていました。
隅の老人Bさん:
くるくるにしても、少し単純ですね。
hiroさん:
金に導かれて龍が走る。解けるとほっとします。
井上順一さん:
角と馬がまったく無力。
はやしさん:
一本道。
嵐田保夫さん:
面白味なし。
narumiさん:
あまりに簡単に解けてしまったので,かえって不安。 あまり自信ありません。
鈴木康夫さん:
確かに隙間ですね。
S.Kimuraさん:
金と龍で追い立てて,ようやくゴールイン

くるくる展示室No.131 解答:22名 全員正解

  嵐田保夫さん  池田俊哉さん  市原誠さん  井上順一さん  上田大輔さん
  S.Kimuraさん  螽斯さん  しろねこさん  鈴木康夫さん  ストンリバーさん
  隅の老人Bさん  占魚亭さん  w masakiさん  塚崎彰仁さん  中澤照夫さん
  narumiさん  長谷繁蔵さん  はやしさん  hiroさん  藤井規之さん
  凡骨生さん  やまかんさん

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。