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詰将棋おもちゃ箱くるくるおもちゃ箱
くるくる展示室 No.124 躑躅さん
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出題時のコメント:

どこで詰むかな。10手台


持駒はたくさんあっても、この初形ならまずは29桂と打つところ。
続いて26玉に17、26、25、14と金銀をベタに打っていくのは22玉で逃げ切り。
25金、同玉、17桂と、打った桂を活用するのがうまい手です。
14玉に、更に13金、同玉、25桂と跳ねると、桂が33に利いているので22玉でも33銀で捕まります。
そこで、25桂には14玉と折り返して、以下は金銀を順に打てば17玉まで戻って還元玉で詰上り。

  29桂、26玉、
  25金、同玉、17桂、14玉、
  13金、同玉、25桂、14玉、
  13金、25玉、14銀、26玉、
  25金、17玉、26銀 まで17手

作者:
還元玉+歩なし小駒全駒.狙いは33に駒を利かすための尻金→桂跳ね2回と金銀を後ろからべたべた打つ収束です.

玉が移動していく趣向は、たいがいは縦、横、斜め45度のいずれかの方向に移動していくのですが、この作品は桂馬の利きの方向に、しかもジグザグに移動していきます。 復路も金銀を交互に打つことで、これまでのルートを逆にたどって詰み。
桂馬道の往復趣向は、くるくるNo.14など前例はあるものの、かなり珍しい趣向。
初形を歩なし小駒全駒図式にしたり、還元玉で詰めるところもうまく、美的感覚をチクチク刺激してくれます。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

市原誠さん:
思わず、「お帰りなさい」って、言ってしまいました。
占魚亭さん:
還元玉。客寄せにぴったり。
中澤照夫さん:
還元玉での詰上がり。
凡骨生さん:
桂は3枚分の働きですね。
嵐田保夫さん:
故郷に錦飾れず。
長谷繁蔵さん:
使用駒趣向。桂が大活躍して殉死
しろねこさん:
この問題はとても趣向があり面白い問題だと思いました。
どこで詰むのか楽しみでした。
桂の使い方が上手でした。
池田俊哉さん:
歩なし全小駒の軽趣向作。初手に打った桂が2段跳んで消えるのが良い
タクさん:
無仕掛けになるとよかったですね。
きたさん:
銀を後にとっておくのがこつ。
はやしさん:
The還元玉。
S.Kimuraさん:
打った桂馬が2回跳ねるのが良いですね
上田大輔さん:
手順も詰め上がりの形も好きです。
隅の老人Bさん:
行きはよいよい、帰りは?
暑い、暑い。帰ってきたら昼寝です。
井上順一さん:
桂の2段跳びで還元玉。
鈴木康夫さん:
金は全て桂を生かすために有ったのですね。

くるくる展示室No.124 解答:20名 全員正解

  嵐田保夫さん  池田俊哉さん  市原誠さん  井上順一さん  上田大輔さん
  S.Kimuraさん  きたさん  しろねこさん  鈴木康夫さん  ストンリバーさん
  隅の老人Bさん  占魚亭さん  タクさん  w masakiさん  塚崎彰仁さん
  躑躅さん  中澤照夫さん  長谷繁蔵さん  はやしさん  凡骨生さん

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。