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詰将棋おもちゃ箱くるくるおもちゃ箱
くるくる展示室 No.120 TETSU
くるくるおもちゃ箱
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出題時のコメント:

桂は全部捨てる。20手台


もうすぐ詰将棋全国大会ですね(7月18日(日)、東京、町田の健康福祉会館)。 みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。

今回の、全国大会は開会前の11時から14時が交流タイムになっています。 その企画の一つとして、「くるくるシアター」を行います。 くるくる展示室の出題はこれまで123作品。 これを一挙に全作品並べてスクリーンで鑑賞します。 くるくるの楽しい世界を初めての人にも味わってもらおうという企画。 詰将棋や推理将棋に挑戦したり、あの人、この人と話したりして一休みするとき、BGV代わりにお気軽にごらんください。

さて、本作は、と金ずらしに桂捨てを絡ませた軽趣向作品。 と金と歩がたくさん登場するので、それならばと、初形を豆腐図式にしたてました。

桂捨ての意味づけは飛車の横利きを通すため。 桂を4筋続けて捨てるのではなく、一筋おきに捨てるようにしたのが、桂捨ての位置(右からと左からと)を限定させる工夫です。

  24桂、同歩、13飛、22玉、21と、32玉
  44桂、同歩、31と左、42玉、41と左、52玉、
  64桂、同歩、51と左、62玉、61と左、72玉、
  84桂、同歩、71と左、82玉、81と左 まで23手

最初は9筋の配置を91と92歩から詰方94歩1枚にして93飛成までとしようとしていたのですが、81との最終手余詰が気持ち悪いので断念。 本図での出題となりました。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

やまかんさん:
よくできてますね。くる展にぴったり。このと金の奴一度作ってみたいです。
ほいさん:
紛れがなくてやさしかった^−^
S.Kimuraさん:
桂馬が8枚欲しくなりますね
凡骨生さん:
筋を通して「と金」寄り。
中澤照夫さん:
豆腐図式から易しい趣向詰。
長谷繁蔵さん:
最後はアッサリ。
hiroさん:
桂馬で手掛かりを付け、飛車の案内によりと金のベルトコンベアーで詰みに導く。初形も詰上がりも美しいです。
しろねこさん:
桂4枚を捨てと金が寄っていく。芸術的な作品。
嵐田保夫さん:
まさしく趣向。
隅の老人Bさん:
暇、もう一往復してみるか。爺の朝の散歩です。
占魚亭さん:
ノータイムで解けました。
上田大輔さん:
と金の暖簾がゆれている感じがしました。
渡辺さん:
読むのは21とを取られた場合で何れのタイミングでも23飛成以下詰む。
92玉、91金打で詰むと配置的に綺麗なんでしょうけど、余詰だらけですね。

くるくる展示室No.120 解答:15名 全員正解

  嵐田保夫さん  上田大輔さん  S.Kimuraさん  しろねこさん  ストンリバーさん
  隅の老人Bさん  占魚亭さん  躑躅さん  中澤照夫さん  長谷繁蔵さん
  hiroさん  ほいさん  凡骨生さん  やまかんさん  渡辺さん

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。