たけとひでさん、昨年、冬眠蛙さんのプレ短コンでトップバッターで登場したのも記憶に残るところ。
今度は趣向詰に挑戦、おもちゃ箱ではくるくるで初登場です。
2枚の馬が強い形。 ややこしいので、31の馬を赤、46の馬を青で示します。
55馬は34玉、35馬は54玉で詰みそうにないので、初手は53馬と決定。
34玉に35馬引もほぼ必然ですが、23、43どっちに逃げる?
43玉だと53香成、32玉、42と、23玉、13馬、34玉、35馬行まで、ぐるっと1周して詰むので23玉がよさそう。
23玉に13馬の追撃、34玉と戻るのは35馬行、43玉、53香成、32玉、31とで簡単。 32玉と逃げます。
31馬とはいって、またまた23玉・43玉の選択。
43玉は53香成、34玉、35馬、23玉、13馬引、32玉、31とまで。 23玉が正解。
一手ごとに逃げ方が2通りあるので大変ですが、落ち着いて読めば大丈夫です。
13馬引では元に戻ってしまうので、今度は13馬行。 34玉、35馬、23玉となって、46の馬を35に移動させることに成功しました。
これで13馬引、32玉、31ととすれば、35馬の威力で収束できます。
53馬、34玉、35馬引、23玉、13馬、32玉、31馬、23玉、
13馬行、34玉、35馬、23玉、13馬引、32玉、31と、42玉、
53馬、51玉、52馬 まで19手
- 作者:
- くるくる展示室に初応募致します。 全国大会の握り詰で落選した素材ですが、非才ゆえこれ以上工夫できません。 馬の動きが途中から不規則なので不満を感じられる方もいらっしゃるでしょうが、下手の作る趣向はこの程度かと御一笑下さい。
くるくるパズルもこの駒数で10手台ならそれほど悩むこともなく楽しめますね。
最後まで馬の活躍でまとめたところもいい感じで、作者のセンスの良さをうかがわせます。
それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
- 馬屋原さん:
- 千日手になりそうでならないのが面白い。
- 市原誠さん:
- ヒントに釣られて、馬だけを動かしていると、永遠に詰まない。
- 長谷繁蔵さん:
- またまた初入選作者。先が楽しみ。
- 香箱さん:
- 8手目はうっかりしやすいのでは? 15手詰と間違えかけた。
- しろねこさん:
- 二枚の馬が何度も動きます。
趣向が凝っていて作成するのが困難だと思いました。
- 凡骨生さん:
- こんなに馬がくるなら馬券を買ってみるかな?
- 中澤照夫さん:
- 馬がくるくる。
- 渡辺さん:
- 変化が多く、くるくる3問の中では一番考えさせられました。
樹形図を書いてこれが最長手順と確認。
くるくるパズルは暗算ではちょっと大変。 独立したコーナーを作った方がいいかも。
- 平尾一土さん:
- するすると逃げ回られて詰ましにくかった。
- 広瀬稔さん:
- パズルっぽくて楽しい
- 隅の老人Bさん:
- 8手目に43王で、もう少し回るのかなと思いました。
2頭の馬に追っかけられる夢を見た、かな。
- 鈴木康夫さん:
- うまく千日手にならないように追えるのですね。
- S.Kimuraさん:
- 複雑な回転をするのが意外でした
- タクさん:
- 読むごとに2手伸びる不思議な詰将棋。(間違っていないですよね?)
大丈夫、正解です。
- 嵐田保夫さん:
- くるくる詰というよりヨーヨー詰。
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