次へ
次へ
詰将棋おもちゃ箱くるくるおもちゃ箱
くるくる展示室 No.66 老花現象さん
くるくるおもちゃ箱
くるくるおもちゃ箱
出題時のコメント:

初めてでも大丈夫。 17手

くるくるおもちゃ箱ではやさしく楽しい趣向詰を出題


これは美しい飛角図式。 4枚とも生の飛角、しかもすべて攻方、更に持駒なしの純正無防備飛角図式。
作者の狙いは、それが初形だけでなく、詰上りまでずっとその状態が続くところにあります。
もちろん、くるくるなので、形たけではなく、飛2枚による飛追い趣向の手順がメイン。
角2枚を軸にして回転しながら玉を追い詰めていきます。

  55飛、36玉、26飛、47玉、46飛、38玉、

ここは、どちらの飛車で王手するか迷うところですが、46飛を動かしてしまうと27玉から36玉の逃げを防げなくなるので、58飛と左の飛車で王手するのが正解です。

  58飛、29玉、59飛、18玉、19飛、27玉、17飛、38玉、
  48飛、29玉、19飛 まで17手

58飛に27玉は、26飛、18玉、39角、28合、同飛以下同手数駒余り。
39角に28銀合として駒余りにならないよう詰めた解答もありましたが、合駒を使わず17手で詰むので、残念ながらこの解答は不正解です。

ぐるっと回って17飛と据えれば、今度は46飛を動かしても大丈夫です。
最後まで飛の王手で45の玉を29に追い詰めました。
記録に挑戦!の項目にはありませんが、全手順「**飛、**玉」の作品では、もしかしたら長手数記録作品でしょうか。
作者:
二枚角の周りを飛と玉がくるくる回る趣向手順。
純正飛角図式となり(成りなし、合いなし、取りなし)、飛と玉だけが動く。
27と38を2回ずつ通したかった。

しかし、38は2回通るが、27は1回しか通らないのが口惜しい(29は2回通る)。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

シンさん:
全手順飛車と玉。なんとまあ使いにくい生飛車だこと。
コマンさん:
目が回りそうでした。
しろねこさん:
不思議な配置だと思った。2枚の飛車が相手玉を追いつめる。
長谷繁蔵さん:
今回も悩まされました。39角28合に同飛寄で同手数駒余りでした
ひまじんさん:
頭の中で解くのはあんがい精一杯でした(^ ^ ;)
中澤照夫さん:
合駒は入らずくるくるの手順。
隅の老人Bさん:
たしかにくるくる、よく回る。初形も綺麗で、楽しい好作。
稲葉上さん:
角の柱を囲んで鬼ごっこ。7手目からちょっと迷いました。36の位置が絶好なのかな?。
香箱さん:
6段目を押さえておけば解決。
おかもとさん:
文字通りくるくる。
S.Kimuraさん:
飛車で追いかけ回したら解けました.何度か逃げられましたが・・
馬屋原剛さん:
飛角だけでこんなに綺麗にくるくるするとはちょっとびっくり。
タクさん:
58飛に27玉と上がった場合の変化にドキッとしてしまいました。
嵐田保夫さん:
手順はやさしいが、玉方の最長手順を考えるのがちょっと面倒な作。
たくぼんさん:
ほんとうにくるくるですね。初めてじゃないけど結構迷いました。
小峰耕希さん:
似たような局面が続くので、ちょっとややこしい気も。
諏訪冬葉さん:
あっちいったりこっちいったり・・・
8手目 △27玉は17手駒余りであってるでしょうか

正解です (^ ^)


くるくる展示室No.66 解答:18名 正解17名(下記)

  嵐田保夫さん  稲葉上さん  馬屋原剛さん  S.Kimuraさん  おかもとさん
  香箱さん  コマンさん  
小峰耕希さん  しろねこさん  シンさん
  隅の老人Bさん  諏訪冬葉さん  タクさん  たくぼんさん  中澤照夫さん
  長谷繁蔵さん  ひまじんさん
  

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。