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くるくる展示室　Ｎｏ．５５　老花現象さん 		くるくるおもちゃ箱
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出題時のコメント：

老花現象さん、ついに２０回。 うまく波にのって。 １７手。
「はじめてでも大丈夫」の安心ブランドも出題２０回ともなればすっかり定着。
本作も、５段目は飛車の利きで逃げ出される心配はなし、守り駒は歩だけ、持駒には銀がたくさんと、初形を見ただけでほっとします。

初手は１８銀と打つ一手。 ２６玉に２７銀上と二段活用するのがポイントで、３７玉に３８銀と打てば、もうお分かりでしょうか。
そう、波乗りのような銀による送り趣向です。

　　１８銀、 　２６玉、２７銀、３７玉、
　　３８銀打、４６玉、４７銀、５７玉、
　　５８銀打、６６玉、６７銀、７７玉、
　　７８銀打、８６玉、８７銀、９７玉、
　　９５飛　まで１７手

１サイクルごとに１枚ずつ登場する駒をローカル駒（Ｌ駒）と呼びますが、この作品はちょっと珍しい、各Ｌ駒が二段活用する「Ｌ打−玉−Ｌ−玉」型の趣向です。 単純に駒を打っていくだけの趣向とくらべて味わいがありますね。
作者：
銀を打って一度動く手順を４回繰り返す趣向です。
片道（往路）だけにしました（復路は１回しか戻れないので、諦めました）。
動きだけ見ると往復もできそうですが、意味づけが難しい。 無理やり往復させようとすると形が複雑になりそうなので、片道で終了させたのが正解と思います。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
しろねこさん：
銀を何度もうち玉を追いかける。最後に95飛で詰みです。
面白い形。
中澤照夫さん：
うまく波に乗ってゴールイン。くるくるならではの楽しさ。
コマンさん：
銀のせり上がりが可愛らしい。
吉川慎耶さん：
ネタがきれない＆カブらないのは羨ましい。この調子なら100回達成は９年後のようです。
長谷繁蔵さん：
いつもながら上手いもんです。
隅の老人Ｂさん：
削り氷に花火、涼風、くる展。孟夏の夜は、これが最高。
洞江元太さん：
銀でくるくる追って行く。老花現象さん、これからもがんばってください。
hiroさん：
4枚の銀の華麗なるサーフィン。
S.Kimuraさん：
香を4枚とも最下段に打たないと詰まないのも凄いですが，
この玉の動きは全く予想できませんでした．
隅の老人Ｂさん：
遠打に中合は早詰。これで４連続の遠打が成立。
それにしても、上手く創られている。
小野寺達也さん：
見ていて楽しいですね。
S.Kimuraさん：
「うまく波にのって」というヒントですぐに分かりましたが，玉がジグザグと動くのは凄いです．
タクさん：
2行間の完全千鳥、すっきりさわやかですね。
鈴木康夫さん：
波に乗せるには1枚残して押し出す必要があるのですね。

くるくる展示室Ｎｏ．５５　解答：１５名　全員正解（下記）

　　S.Kimuraさん　　小野寺達也さん　　吉川慎耶さん　　コマンさん　　小峰耕希さん
　　しろねこさん　　鈴木康夫さん　　隅の老人Ｂさん　　タクさん　　躑躅さん
　　洞江元太さん　　中澤照夫さん　　西山朋佳さん　　長谷繁蔵さん　　hiroさん　　

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。