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詰将棋おもちゃ箱くるくるおもちゃ箱
くるくる展示室 No.47 老花現象さん
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出題時のコメント:

馬と角の利きを確かめて。 桂馬の大活躍。 19手。


パッと見て玉が広そうですが、馬と角が良く利いていて案外狭い。 39桂と打つと逃げられるのは16玉か36玉だけです。
16玉なら28桂、15玉で42角成と金が取れるので簡単。
36玉に続けて48桂と打つと、45玉の一手。 どんどん行きましょう。

  39桂、36玉、48桂、45玉、57桂、54玉、66桂、43玉、

最後は63玉では42角成、73玉、74金までぴったりなので、43玉。
ここで、42角切りが英断。 42に呼べば、54桂と再び桂馬が活躍できます。
33玉(43玉なら44金以下)に45桂、24玉、36桂、15玉、27桂と、4枚の桂全部を二段活用して追い戻せば収束です。

  42角成、同玉、
  54桂、33玉、45桂、24玉、36桂、15玉、27桂、16玉、
  17金 まで19手

斜めに追う趣向詰は舞台作りで駒数が多くなりがちですが、この作品では2枚の角をうまく使い、盤面11枚のすっきりした初形で斜め1往復を実現しています。

作者:
四桂を斜めに連打して跳ねる趣向。 手順は易しく明快で、くるくるに好適と思います。

余分な手もなく、まさにくるくる。 解答者のみなさんも楽しまれたようです。
それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

中澤照夫さん:
4桂連打だけでなく、それがすべて跳ねるとは驚き。
S.Kimuraさん:
4枚連続して打った桂馬を4枚連続して跳ねさせるとは思いもよりませんでした.
隅の老人Bさん:
蛙ひょこひょこ三ひょこひょこ四ひょこひょこ。
それにしても、よく跳ねる。
pyonさん:
桂をぽんぽん打ってぽんぽん飛ぶ。シマウマのジャンプを見せられたようで面白かったです。
サイトはときどきおじゃましていましたが、解答するのははじめてです。これからもよろしくお願いします。

初解答、ありがとうございます。 これからもよろしくお願いします。

長谷繁蔵さん:
63玉と逃げて早いと思ったら43玉が有った。42金を左右に使う所良し。
良く面白いのを見つけて"くる"ものとビッ"くる"します。
コマンさん:
桂打ち桂跳ねが可愛いい。
真Tさん:
桂馬の活用、いい味出してます。
スラゴさん:
気持ちよい4桂の二段活用。角が捌けるのもいいですね。
たくぼんさん:
利きが見えにくいので指で確認したりして・・・老化現象でしょうか?手順はお見事です。記憶に残ります。
涼秋さん:
斜めに綺麗に打った桂が更に2段活用されて見事に詰め上がりました。
井上順一さん:
4桂によるきれいな玉の往復。変化も簡単でよい。
桑田倫彦さん:
趣向の繋ぎと収束が最短ですね。
ドうえもんさん:
比較的簡素な初形から打った桂を再利用するのが面白かったです。
この形の趣向なら工夫すれば桂5枚でも実現できそうなのに。

くるくる展示室No.47 解答:14名 全員正解(下記)

  井上順一さん  S.Kimuraさん  桑田倫彦さん  コマンさん  隅の老人Bさん
  スラゴさん  諏訪冬葉さん  たくぼんさん  ドうえもんさん  中澤照夫さん
  長谷繁蔵さん  pyonさん  真・Tさん  涼秋さん

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。