期待の新人、ドうえもんさん。第3弾は正月向けのくるくるアートでお目見えです。
この初形の美しさは感涙もの。貧乏図式、盤面豆腐、初形対称、といった条件面よりも、玉を中心に上部のと金、下部の歩ときれいに配置した初形はまるで雪の結晶のようで、正月の作品にぴったり。
これで手順は楽しい龍追いのくるくるとなれば、歴史に残る作品かもしれません。
52飛、63玉、64歩、同玉、55飛成、63玉、64歩、62玉、52龍、71玉、61龍、82玉、
81龍、93玉、92龍、84玉、95龍、83玉、84歩、82玉、92龍、71玉、81龍、62玉、
61龍、53玉、52龍、44玉、55龍、43玉、44歩、42玉、52龍、31玉、41龍、22玉、
21龍、13玉、12龍、24玉、15龍、23玉、24歩、22玉、12龍、31玉、21龍、42玉、
41龍、53玉、52龍、64玉、55龍、63玉、64歩、62玉、52龍、71玉、61龍、82玉、
81龍、93玉、83歩成、同と、92龍、84玉、95龍 まで67手
初手52飛の時点では完全に左右対称ですから、63玉は43玉でも同じことになります。
ぐるっと回って、52龍。 ここでは対称に近いですが、64歩と84歩が発生しています。
84歩がある側に逃げるとすぐに収束に入ってしまうので、ここでは44玉と反対側に逃げなければいけません。
再びぐるっと回って、52龍。 44歩と24歩が発生して、また完全対称になりました。
どちらに逃げても、83歩成(23歩成)ができるため、これで収束に入ります。
- 作者:
- 盤面豆腐図式+左右対称の美しい初形です。
しかし手順がまさにくるくるという感じなので類作が心配です。
この前の雑記(詰め将棋極限攻略)に書いた詰め将棋です。
初形で余った豆腐が全て使えたのでよかったです。
盤面豆腐図式での龍追いは本作が初めて。 使用駒が玉飛以外は歩18枚というのもいいですね。
- 作者:
- 盤面が歩18枚の記録作品を作りました。(71手→77手に記録更新)
くる展46の収束を参考にして作ってみました。趣向は単純な龍追いです。
|