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詰将棋おもちゃ箱くるくるおもちゃ箱
くるくる展示室 No.42 老花現象さん
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出題時のコメント:

第5コース 玉将 ニッポン。 元祖安心ブランド。 17手。


作者:
本作は玉将をフィーチャーしました。 玉将選手がスタートからターンを経てゴールまで、一定のピッチできれいに泳ぎました

詰将棋を、解答者を悩ませるパズルとしてではなく、表現したいものを盤と駒と詰手順で描き出すものと考えることで、詰将棋の楽しみは大きく広がります。 この作品で作者が表現したかったのは水泳競技。 選手の紹介が終わって、さあスタートです。

  44飛、55玉、45飛、56玉、46飛、57玉、47飛、58玉

ここでターン。

  48飛、57玉、68金、56玉、46飛、55玉、66金、54玉、44飛 まで17手

元の位置に戻ってゴール。 追いかけていたテレビカメラ(飛)もスタートの44飛に戻ってゴールの瞬間をみごとにとらえました。

こういう作品では、余分な手を入れないのがポイント。 スタートで足踏みしたり、途中で立ち止まったりしては、表現がぼけてしまいます。 みなさんも詰将棋をキャンバスにお絵かきしてみませんか。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

中澤照夫さん:
玉の動きは正に一往復。ユーモラス。
ほの字さん:
74金が仲間はずれ?
53歩42歩を62歩32金とかすれば仲間にはいるのですが、ゴールを超えてしまいます。 52からスタートできれば・・・
真Tさん:
飛車と玉の動きが楽しいですね。ルールを成禁にして、51まで追いたいと考えてしまいました。
フェアリー詰将棋をキャンバスにすると、表現の幅がもっと広がりそうですね。
コマンさん:
スイスイと泳げました。
鈴木康夫さん:
見事な100m競泳でした。
スラゴさん:
還元玉、さらに初手と最終手が一緒ですね。
小峰耕希さん:
効率的な飛び込みとターンで、競泳なら好成績間違い無しですが、
鬼ごっこ(=詰将棋)ではすぐ捕まってしまいました。
S.Kimuraさん:
ヒントにあるように水泳の一往復を想像させる玉が動きが印象的でした.プールサイドにいるのは,さしずめ,テレビカメラでしょうか.
諏訪冬葉さん:
▽51金▽62歩 を追加して▽53歩 を▽52歩 に変えたら2手伸びると思います。
(それとも今回の出題を17手と51手で統一するためでしょうか)
水泳競技の表現なので還元玉にしたものです。
小五郎さん:
上がったり、下がったり。玉のエレベーター?
隅の老人Bさん:
マンションの各階止まりのエレベター。
幼児が乗っても安全で、全員正解、間違いないね。
涼秋さん:
エレベーター玉ですね。素直に楽しめます。
玉が上下に動くので「エレベーター」を連想された方も多かった。
井上順一さん:
初手が最終手に再現。
hiroさん:
行きは普通で各駅停車、帰りは1駅飛ばしの急行。

この作品、1手目の局面と最終手の局面、2枚の金が一路右に動いているだけなのですね。こういう簡単でありながら味のある作品、作ってみたいといつも思ぁw)、のですが、いかんせん発想が出てきません。うーん。
在庫も結構ありそうですし、来月も僕のようなヘボ解答者にも解け、味わえる作品が出てくることを期待したいと思います。しばらく解答に専念したいと思っておりますし。
老花現象さんの安心くるくる、期待が大きいですね。 他の作家のみなさんもよろしくお願いします。

くるくる展示室No.42 解答:15名 全員正解(下記)

 井上順一さん  S.Kimuraさん  小五郎さん  コマンさん  小峰耕希さん
 鈴木康夫さん  隅の老人Bさん  スラゴさん  諏訪冬葉さん  中澤照夫さん
 長谷繁蔵さん  hiroさん  ほの字さん  真・Tさん  涼秋さん

当選者は、全題の解答発表のあと、、展示室で発表します。