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詰将棋おもちゃ箱くるくるおもちゃ箱
くるくる展示室 No.41 老花現象さん
くるくるおもちゃ箱
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出題時のコメント:

ちょっと本格派。 盤に並べてどうぞ。 37手。


詰将棋の解答、創作から、ウォーキング、デジカメ、ホームページを毎日更新と日々元気な老花現象さん。 くるくるでは安心ブランドとしてすっかり定着していますが、本作はちょっと本格派。 斜めの趣向は暗算では読みにくいかもしれません。

盤面10枚のきれいな形。 初手は歩をたたく一手で、取れば頭金で押さえて簡単そう。 なれば斜めにかわします。

  63歩、53玉、54歩、44玉、45歩、35玉、36歩、26玉、27歩、同玉、

最後の27歩だけは17玉では28金までなので、取るしかありません。
28金と押さえて、メイン趣向のはじまりはじまり。

  28金、26玉、27歩、36玉、
  37金、
45玉

斜めに金で追っていくのですが、玉の逃げ方がポイント。
最初は歩を使わせるように26玉と逃げます。
次のときは27歩があるので、同じように35玉と逃げると46金まで。 というわけですぐに45玉と逃げます。
その次はまた歩を使わせるように44玉。
つまり1回ごとに逃げ方が変るわけです。

  46金、44玉、45歩、54玉、
  55金、
63玉
  64金、62玉、63歩、72玉、
  73金、81玉、

以下は収束。 斜めの趣向にふさわしく、最後も斜めで決まります。

  91角成、同玉、92歩、同玉、83角、91玉、92歩、81玉、72金 まで37手

単なる斜め追いに見えて、1回ごとに逃げ方が変るユニークな趣向詰でした。

作者:
往路は歩の連打で62玉を27玉まで誘い出し、復路は金追いの途中に面白い歩打ちが入る。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

中澤照夫さん:
行きは簡単だが帰りはひとつおき。盤に並べて解いた。
コマンさん:
玉を斜めに追い上げヤヤじぐざぐに追い落とす面白い作。
野中謙一さん:
歩を連打して玉を追い上げ、後半を調子に乗って
金→玉引→歩打→玉寄と玉を追い落としたら歩が足りなくなった。
良く見ると37金、55金の時は玉は真っ直ぐ引くと早詰みでした。
すっきりした初形で見事に往復が実現されている。
真Tさん:
最初歩が足りなくなってしまいました。一個おきでいいんですね。
鈴木康夫さん:
暗算で解こうとした時は、帰り道に最初しか歩を打たない、毎回歩を打つの
2通りばかり考えて、収束の歩の数が合わないと悩みました。
奇数筋と偶数筋では状況が違うのですね。
隅の老人Bさん:
先ずは、エスカレーターで7階の玩具売場へ、帰りは地下でお菓子を購入。
孫との買い物は疲れます。
涼秋さん:
と香の壁が角一枚の利きを助ける。エレベーターならぬエスカレーター玉ですね。
長谷繁蔵さん:
飲んで帰りの玉の歩き方が面白い
S.Kimuraさん:
戻るときに歩を打つのは1つおきであることに気づかず,
最後で歩が足りなくて困りました.
井上順一さん:
26からの復路の玉の動きが面白い。
toshiさん:
暗算では歩が足りなくなりましたが,並べてみて節約できることに気が付きました.
諏訪冬葉さん:
最初1筋まで追って歩が足りなくなりました
小五郎さん:
綺麗な配置と手順にただただ感動。
斜めラインは降り注ぐ流れ星の煌き。
あっちゃんさん:
復路に少し意外性があってカッコイイ。
スラゴさん:
戻ってくるときに玉の逃げ方を間違えて歩が足りなくなってしまった。

くるくる展示室No.41 解答:15名 全員正解(下記)

 あっちゃんさん  井上順一さん  S.Kimuraさん  小五郎さん  コマンさん
 鈴木康夫さん  隅の老人Bさん  スラゴさん  諏訪冬葉さん  toshiさん
 中澤照夫さん  野中謙一さん  長谷繁蔵さん  真・Tさん  涼秋さん

当選者は、展示室で発表しています。