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詰将棋おもちゃ箱くるくるおもちゃ箱
くるくる展示室 No.40 ドうえもんさん
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出題時のコメント:

ドうえもんさん、初登場。 レールにそって。 35手。


8月17日にホームページ 詰め将棋極限攻略 を開設したドうえもんさん。 自己紹介を見ると14才とのことで、これからが楽しみですね。 詰め将棋のコーナーでは超短編から50手近い趣向詰まで、10数題の作品が紹介されていますので、ぜひごらんください。

さて、本作、ぱっと見て78香と59香のレールが目につきます。 持駒に歩がたくさんあるので叩きたくなりますが、すぐに叩くと54玉と脱線してアウト。 まずレールの上にある石(桂馬)を片づけなければいけないようです。

  64金、同玉、63桂成、同玉、62桂成、同玉、61桂成、同玉、

2本のレールがきれいに通ったところで折り返し。 予定通り歩をどんどん叩いていきます。

  62歩、同玉、63歩、同玉、64歩、同玉、65歩、同玉、
  66歩、同玉、67歩、同玉、68歩、同玉、

ここで急カーブ、東西線に入ります。

  79金、59玉、69金、49玉、59金、39玉、49金、29玉、
  39金、18玉、19香、同玉、29金 まで35手

最後は香を捨てて19玉で終点に到着。 桂成捨てと歩叩き、金追いと3種類の趣向を組み合わせて移動するくるくるで、 レールからはずれずに移動するところ、いい感じですね。 無防備の初形から駒がどんどん消えて煙詰のような味わいもあります。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

中澤照夫さん:
解後感のよいくるくる。雪隠詰でよくまとまっている。
コマンさん:
玉の軌跡がキレイなL字を描く。
野中謙一さん:
初形が無防備図式の趣向+くるくる。ほぼ一本道だが玉の軌跡が楽しい。
上部の金桂の配置は旨い。
四桂並べば最高だけど。(4段目で成れないから無理ですね)
真Tさん:
最初に下段に落とすのがなんかいい感じです。
ドうえもんさん(作者):
この詰め将棋は、原作をTETSUさんが改良してくださったものです。
原作の初形は、香がもう少し上にいて、飾り駒もありました。
それをTETSUさんが修正していただいて、それに僕が最初の8手を加えてできたものです。
このような発表の場を作ってくれたTETSUさんに感謝です。またつくるのでよろしくおねがいします。

作者からは続々投稿が寄せられているので、順次出題の予定です。 ご期待ください。

鈴木康夫さん:
手数が合いませんが自分を信じてこの解答で。
字面が悪くても63金は成桂が良いと言うのは同案多数でしょうか。

できれば64桂成としたいところですね (^^;
79金、67玉、68香の25手解。 59に行けない錯覚でしょうか。 残念。

隅の老人Bさん:
最初は優しく小駒で迫り、最後は金力でゴリ押し。恋の駆け引きは難しい。
決め手は香水のプレゼント?
涼秋さん:
序の金桂消しが入った事で作品に深みが出ていると思います。
長谷繁蔵さん:
66歩から入って駒が余ると思ったら54玉で逃げられた
S.Kimuraさん:
玉の動く軌跡が変則的で面白いですね.
井上順一さん:
縦追いから横追いへのつながりがうまくできている。
toshiさん:
桂馬と金は邪魔駒なのですね.
諏訪冬葉さん:
個人的には63には成桂を置きたい
小五郎さん:
レール発見!桂を捨てておかないと脱線されてしまいますネ。
あっちゃんさん:
まさに「一直線」。
スラゴさん:
一度1段目までいった玉が9段目で詰んだ!

くるくる展示室No.40 解答:16名 正解15名(下記)

 あっちゃんさん  井上順一さん  S.Kimuraさん  小五郎さん  コマンさん
 隅の老人Bさん  スラゴさん  諏訪冬葉さん  ドうえもんさん  toshiさん
 中澤照夫さん  野中謙一さん  長谷繁蔵さん  真・Tさん  涼秋さん

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。