盤面トーフの美形。 玉を51に置きたいところですね。 それでは詰まないけど (^^;
桂を打つしかない形ですが、23桂だと21玉、43桂だと41玉で打歩詰で、さあ困った。
あ、でも、23桂21玉なら、13桂で打歩詰を打開できそう。 13桂、同歩、22歩、12玉、24桂まで。
というわけで、どうも23桂、41玉が正解のようです。
42歩、51玉までは必然。 ここでまた43桂、63桂と2箇所の桂打ちがあります。
63桂の方が良さそうに見えるけど、61玉で打歩詰。 71玉の余地を残す43桂が緩み打ちの好手。
これで趣向が見えてきました。
作者 「打歩詰回避のため、桂の緩め打ちを繰り返す。」
23桂、41玉、42歩、51玉、
43桂、61玉、62歩、71玉、
63桂、81玉、82歩、91玉、
83桂 まで13手
打歩詰回避という高級手筋がはいった珍しい趣向ですが、手が少ないのでとっつきやすく、久々に解答者が20名に達しました。
それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
- 鈴木康夫さん:
- どちらから桂を打っても打歩詰になると誤解しましたが
23桂に21玉は打開できることを発見してからは一直線。
玉が逃げる方向の反対側から桂の王手をするのは記録展7と同じですが
こちらの意味づけの方が高尚ですね。
記録展示室で初登場の鈴木さん、解答でも初登場。 これからもよろしくお願いします。
- 中澤照夫さん:
- 桂を打って、歩を打って破調なし。
- コマンさん:
- 桂と歩を交互に打つテンポがよい。
- 吉川慎耶さん:
- 打ち歩も関わってくるので作者らしい作。
- 隅の老人Bさん:
- 玉の横這い、蟹歩き。老花さんは、11玉から始めたかったのでは?
21歩、23香を置けば・・・
- 長谷繁蔵さん:
- 暗算の時桂の打ち換え有りと思って盤に並べたら23桂以下意外とカンタン ヘェーという感じ
いつもハガキで解答をくださる長谷さん、今月は全国大会でいただきました。
協力詰の作品も届いているのでお楽しみに >みなさん
- 井上順一さん:
- 打歩詰回避のための限定桂打ち3回。
- いのてつさん:
- この手筋はソッポ打ちって言うのかな?
- 真・Tさん:
- 初めてです。よろしくお願いします。
持駒7枚で13手。そんな説明も不要なくらい簡単ですが、なんか面白いです。
こちらこそよろしくお願いします。
- 涼秋さん:
- 一瞬どちらから桂馬を打っても打歩詰と思ってしまいました。
- 小峰耕希さん:
- 一番素直な手順が作意なのに、つい桂を左から打ってしまい四苦八苦。
- スラゴさん:
- はじめて解答を送ります。よろしくお願いいたします。
- 初形21王にしなかったのは、2手目21王の変化を残しておきたかったから?
スラゴさんも初解答。これからもよろしくお願いします。
確かに21玉型で22歩から始めることができますね。31玉から始めたのは、初手の23桂と43桂の対称性がおもしろいと感じたからかな?
- 小五郎さん:
- きれいな形、作者名あてができそうな作品です。
- hiroさん:
- 13手詰で持駒7枚であれば、詰方は打つ手だけですので、すぐに桂、歩、桂、歩のコンビネーションが思い付きました。夏向きの流れる手順、いいなあと思います。
- いつも解きたくなるような詰将棋の出題、頭が下がる思いです。暑い日が続くかと思いますが、お体に気を付け、お過ごし下さい。
今月も老花現象さんなど夏向きの作品を出題していますので、お楽しみください。
- S.Kimuraさん:
- 簡単な形なのに,変化に打ち歩詰めが出てくるのが面白いです.
- あっちゃんさん:
- たまにはこんな並べ詰もいいかも。
- 諏訪冬葉さん:
- ▲23桂▽21玉▲22歩 も
▲43桂▽41玉▲42歩 も打ち歩詰になると思って初手を見つけるのに数日かかりました。
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