前局で「大丈夫じゃない!」と顰蹙をかったので、本局でリベンジ。
形といい、手順といい、これなら文句なしのくるくるでしょう。
飛を引いて、角を動かすと、すぐに角ノコ追いの趣向だと分かります。
これまでにも角2枚の双角ノコや銀ノコはありましたが、シンプルな角ノコは初めて?
七段目に逃げ出そうとすると、飛回りで1手で詰むのが気持ちよいところ。
そのまま、ずっと左に最後まで行って詰上り。
展示室始まって以来最高の25名の方から解答・感想をいただきました。
作者ともども、御礼申し上げます。
それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
- 中澤照夫さん:
- 角と玉の追いかけっこ。変調なく楽しめる。
- コマンさん:
- まさに角(隠)れん坊ですネ。
コマンさん、先月の展示室で当選しています。賞品を選んでご連絡ください。
- 護堂浩之さん:
- 最終の玉の逃げ方については、作者承知の上なのだろうか。少なくとも95香を97に置かない理由は、私には分からなかった。
初形のバランスでしょうか。奇数筋が全部空いてるので、9筋も空けた方が気持ちよいとか。
- 今川健一さん:
- 97玉と99玉、どちらが多いかな?。 初手に合わせて、私は97玉。
97玉5人、99玉20人で、最後まで趣向を続ける方が多数派でした。
- 長谷繁蔵さん:
- 駒配置が旨いですネ
- 小峰耕希さん:
- 3ヶ月連続掲載おめでとうございます。
今回はこれまでの中で1番簡潔・容易でした。
ついでに書くと、3ヶ月連続で「捨駒無し」作品。
作者の得意分野は飛使いなのでしょうか。
- S.Kimuraさん:
- 玉と角が並んでジグザグに動くのは楽しい.
- 橘圭吾さん:
- 角鋸を最短で。鍵を作れば何回か往復できそうですが。
- kzさん:
- 今までは解けないことが多かったのですが,今回は解けたので,はじめて解答を出します。
- たくぼんさん:
- 恥ずかしがってお母さんに隠れる女の子を連想しました
- 涼秋さん:
- 隙間だらけの形なのに上へ逃げられない。天網恢恢粗にして漏らさず。
- 白詰草さん:
- 玉と角の軌跡がなんともユニーク。久々に暗算で解けて、ほっ。
- hiroさん:
- 角を使った二枚飛車の開き王手ですね。玉が逃げる変化が1手で詰んでvery goodでした。また角の追いかけっこも楽しかったです。
私のような初心者にはこのくらいのレベルがぴったりです。
楽しい問題ありがとうございました。これからも自分のペースで解答、短評を送っていけたらと思います。
- 岡村孝雄さん:
- ここまであっさり表現されたのを見ると、大駒三枚居るのに角鋸しかないということが、むしろ不思議にさえ思えてきます(笑)。
- 市原誠さん:
- 千鳥の角とでもいうのでしょうか。
- 荻絵香木さん:
- まさにくるくるですが、かべが暑苦しくなくてよいですね。
- 井上順一さん:
- シンプルな角鋸。片道では最長距離?
- Noyaさん:
- 10手台だったので久しぶりに解けました。
- tsuruokaさん:
- まさに「初めての方も安心。」ですね。夏の暑さを吹き飛ばす、爽快な問題でした。
- いのてつさん:
- 角でやるところがいいじゃないですか。
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