木目1

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第7章 ノコギリ趣向(6)
馬ノコ その6
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TETSUの@nifty1998年発表作品。 馬が騎士(桂)の守りをかいくぐって攻め込みます。
受方は持駒なしなのでご注意ください。 2+16+16+14+15。

くるくる No.196

棋譜ファイル(柿木将棋kif形式)

くるくるNo.196 馬ノコで玉に近づきたいのですが、桂馬が利いているので、その利きをかいくぐって進みます。

  24金、12玉、

  13歩、21玉、98馬、11(22)玉、88馬、21玉、22歩、11玉、
  12歩成、同玉、78馬、11玉、12歩、22玉、77馬、12玉、

24金、12玉で馬ノコが始まります。まずは1回目の接近。87に桂が利いているので、
  99→98→88→78→77
という軌跡で87を通らないようにして16手かけて77まで近づきます。

同じ要領で、2回目は55まで、3回目は33まで近づきます。

  13歩、21玉、76馬、11(22)玉、66馬、21玉、22歩、11玉、
  12歩成、同玉、56馬、11玉、12歩、22玉、55馬、12玉、
くるくるNo.196馬と玉の軌跡
  13歩、21玉、54馬、11(22)玉、44馬、21玉、22歩、11玉、
  12歩成、同玉、34馬22玉33馬21玉

3回目の玉の逃げ方に注意。これまでと同じように逃げると収束が早くなってしまうので、ちょっと変化します。

  22歩、11玉、12歩、同玉、13金、同玉、14歩、12玉、
  24桂、11玉、21歩成、同玉、32桂成、12玉、22成桂 まで63手

馬の軌跡を見ると、桂の利きを避けるために、ノコの目が大きい大馬ノコになっているのがわかりますね。

本作はTETSUの作品集、おもちゃ箱No.35に収録されています。 発表当時の解答者のコメントはNo.35解答をごらんください。

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