木目1

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第5章 お供がいっぱい (1)
歩がいっぱい その1
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第4章ではG駒が玉と一緒に移動する趣向を紹介してきました。 本章では、あらかじめ受方のL駒が配置されている移動趣向を取り上げます。

追い(送り)趣向の中で、複数のサイクルにまたがって同一の駒が使われるとき、 この駒を グローバル駒(G駒) と呼ぶ。 また、各サイクルごとに別の(同種の)駒が使われるとき、この駒を ローカル駒(L駒) と呼ぶ。

本局では21〜51の歩がL駒です。 4×4+1=17手。

くるくる No.141

持駒たくさんでびっくりしますが、「La打−同Lb−Lc打−同玉」のパターンで金銀8枚を連続して捨駒するおもしろい趣向でした。
オリジナルは詰棋めいとに発表された某大家の戯作。 しかし、発表後取り消されたため、ここでは伏せることとします。

木目1