協力詰は5手のように短手数でも難しい問題が多い。 逆に33手のような長手数でも、手が限られていることが多いので、恐れる必要はありません。
6段目の駒で壁が作られています。 馬と角は動かすことができそうですが、66(46)を空けても歩でガードされているので、この壁から外にでることはできません。
となれば、この中での詰上りを考えることになります。
歩がたくさんあって、左右往復できるので、18と98の成桂は両方取そうです。
桂2枚と歩だけでは詰む形が作れないので、馬か角を呼んで協力させることが必要。
このとき、馬を呼ぶのは強すぎる。 角を呼んだ方が有利です。
そう考えれば、17玉型で、28に角を不成で呼んで、19歩、29桂、39桂での詰上りが見えてきます。
桂を2枚取らないといけないので、最初は左側に追って98成桂を取りましょう。
59歩、68玉、69歩、78玉、79歩、88玉、89歩、97玉、98歩、87玉、
今度は右に追い戻し。
88歩、77玉、78歩、67玉、68歩、57玉、58歩、48玉、49歩、38玉、
さっき考えた詰上りに、最短手数でもっていきます。
39歩、37玉、38歩、27玉、28歩、同角不成、39桂、17玉、18歩、同玉、
19歩、17玉、29桂 まで33手
それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
- 香箱さん:
- 生角と成桂の配置から最終形が見えるので確信を持って左に追い出す。
- 小峰耕希さん:
- こちらは"不成の定理"(?)に基づいて一発で解けました。
相手が協力してくれるので、馬よりも角にも馬にもできる角の方が有利、ということかな。
- kbnrkさん:
- 詰上がりが見えないです><
歩と桂だけで本当に詰むんですか?@@
やっぱり締切日に全部はきつかったようです><
角で8段目を塞ぐことに気づけば、歩と桂だけの詰上りが見えてきます。
- しょぼいよさん:
- なんと!!到底無理とあきらめていた最後のばか詰めの問題が解けました!!(多分
- 収束の手順が少々ややこしかった。
手数が長くてもとりあえずやってみれば何とかなることも。
- S.Kimuraさん:
- 収束が分からず,かなり悩みました.歩を成ってと金を作ることまで考えましたが,それは5段目の歩に阻まれるようですね.
- 中澤照夫さん:
- 詰め上がりをイメージするのが難しく、難問。
- たくぼんさん:
- 最初右へ行ってしまいました。勘が鈍っているようです。楽しい往復でした。
大道詰将棋と違って、気軽にやり直せるのがいいですね。
- ほの字さん:
- 恵方は左、突き当たりを回れ右。
- 名越健将さん:
- 協力詰の勘が鈍っていたが、目出度く解き初めとなりました。
- 隅の老人Bさん:
- どうして、46角の配置なの?
なるほど、なるほど。追々、分かる。
- 鈴木康夫さん:
- 角頭桂で詰みと見当が付いたので最初は左と予想できましたが 桂と歩のみで旨い詰み形があるものですね。
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