2003年10月、詰工房で行われた布石将棋名人戦をレポート。
布石将棋のルールはこちらをご覧ください。
------------------------------------------------------------------------
話題を変えて、、、ちょっと前の話ですが
投稿者:ぷら 投稿日:10月24日(金)21時48分55秒
鉄人創案の「布石将棋」、4戦目にして初黒星を喫しました。
夏の渋谷東急将棋まつりの片隅で柳田さんにコテンパンに・・・、
置き終わった時点では優勢だったはずなんだけど、いかんせん棋力が違いすぎました(苦笑)。
けっこう面白いので流行らないかなあと密かに期待してます。
------------------------------------------------------------------------
「布石将棋」 投稿者:TETSU 投稿日:10月24日(金)22時20分10秒
名人の座は柳田さんに・・・?
我と思わん方は詰工房で柳田さんに挑戦しましょう。
http://www.ne.jp/asahi/tetsu/toybox/kapitan/kp033.htm
------------------------------------------------------------------------
あはっ! 投稿者:ぷら 投稿日:10月24日(金)23時08分38秒
こんな楽しいレポートがあったなんて知りませんでした(^^;)
ちなみに柳田氏とは5戦目でした(他で罪のないシロートをやっつけた・笑)。
柳田氏との対局は布石先手は私、41手目はじゃんけんで柳田氏からというルールでした。
------------------------------------------------------------------------
こらこら 投稿者:やなさん 投稿日:10月24日(金)23時20分05秒
こらこら、1つ勝っただけで名人にするんじゃない。(笑)
内容は私の惨敗もようでした。やはり人が指すのを横から眺めるのが楽しい。(^^)
------------------------------------------------------------------------
前名人(迷人)より提案 投稿者:ぷら 投稿日:10月25日(土)00時30分11秒
布石将棋名人戦は一番勝負で、挑戦者は誰でもOKということでいかがでしょうか?
最後に勝った人がその時点の名人。つーわけで柳田名人よろしくでっす。(^^)
------------------------------------------------------------------------
休めない 投稿者:やなさん 投稿日:10月25日(土)22時19分27秒
風邪をひいているんですが、明日の工房もこれでは休めませんなぁ。(笑)
とっとと名人位を誰かに譲って、帰って寝よう。(爆)
ところで福島レポートに若手の「大崎、中原」とありますが、「大崎」は分かるとして、
「中原」とは、りょうちん君の事?(一度来た事があるとか)
そういえば東急将棋まつりで、りょうちん君も布石将棋を指してましたなぁ。(納得)
------------------------------------------------------------------------
布石将棋名人戦 投稿者:やなさん 投稿日:10月26日(日)22時11分26秒
本日詰工房にて、M谷F島両挑戦者を退け、名人位3連覇しました。(予告と違うがな)
両対局者、配パイからあんまり長考が続くので、
ついに持時間制の導入までささやかれておりました。(笑)
我と思わんものは、かかってこい。(直ぐ譲ります。(爆))
------------------------------------------------------------------------
ふ 投稿者:ぷら 投稿日:10月26日(日)23時07分15秒
ふ、布石の段階で優勢だったのにい・・・くうう!!(涙)
現名人強し!
------------------------------------------------------------------------
re:布石将棋名人戦 投稿者:のんびりてつ 投稿日:10月27日(月)23時31分56秒
やなさん、名人位3連覇!
永世布石名人も近いか。
見られなくて残念。どんな布石だったのでしょうか。
------------------------------------------------------------------------
布石将棋名人戦 投稿者:福島竜胆 投稿日:10月28日(火)01時26分07秒
福島ー柳田戦をレポートしました。
明日頃見に行って下さい。
名人が緩めてくれないもんだから、胆石が再発しちゃった。
------------------------------------------------------------------------
布石将棋名人戦自戦記 三谷元名人

布石将棋 柳田現名人vs三谷元名人 自戦記 三谷
先日の工房での対局です。
あいまいな記憶ですが、図が40手までの局面。
柳田名人の悪手64銀をとがめた76桂もあり、たとえジャンケンで先手を取られても優勢。
ジャンケンも勝ったのでこれで楽勝と内心ほくそえんでいました。
まあ誰が見ても私の布石勝ちは明白なのですが、ここからわずか8手でおかしなことになります。
64桂 同角 55歩 86角 57飛a 55歩 同銀b 45桂!
a 57飛では54歩で十分ですよね?
b ココセのような大悪手、お遊び気分とはいえ恥ずかしすぎです(笑)
この後は五段挌の柳田氏と2級の私では勝負は見えていますよね(泣)
それでも好きな局面ができて楽しいですよ、布石将棋って。
布石将棋名人戦自戦記 福島竜胆

私が柳田名人にボロボロ にされた布石将棋の40手目の局面です。
第1手目と41手目はじゃんけんで決めるこ とがほぼルールとして決まっているらしく、 この大事なじゃんけんに勝った私は勇躍75歩 と仕掛けて手応えを感じていたのだが・・・。
はい、ひどい目にあいました。 ここではいい筈なのに力の差で負けてしまっ たか、と思っていたら、 名人曰く、すでに穴熊良しらしい。 とすると大局観でも負けていたのね。
以下の棋譜はうろおぼえでやってみたけど歩 の数が合わない。 覚えていないなんて情けない。
観戦していた方で覚えている人はかきこして ください。 マズマズ面白い将棋だったと思う。
祝 柳田名人3連覇
一応私と三谷さんで順位戦をやりまして、私 が勝って世界2位、三谷さん世界3位。
4位以下は今のところ存在しないそうです。
布石将棋第2局観戦記 岡村孝雄
大井町「きゅりあん」に着いたのは3時ごろ。 布石将棋名人戦は第一戦を終え柳田名人の防衛で、第二戦、福島挑戦者―柳田名人の布石が始まっていました。
入室した時は歩以外の駒を置き始めた頃。 ここで布石はすでに重要な局面を迎えていたようです。
△73桂の頭を香で狙っているかような挑戦者の駒組みに対して、1枚だけ三段目に引っ込んだ歩を活かして名人△33角。 指されてみれば敵陣を直射して布石を制約し、▲67銀の頭もキズに見えてきます。 ここがポイントの一手だったかもしれません。
厚い攻め形を作りづらくなったか、挑戦者しかたないよなあといった感じで▲89飛と配置。 手元に残る駒は、双方とも金銀や玉が中心。 これらは盤面の空所で収まるべきところに収まって囲いができあがり、銀冠対居飛車穴熊となりました。
先後は布石順と同じ。 挑戦者は開戦早々の7筋攻めに活路を求めますが、△33角の存在がやはり大きかったか、ほどなく名人ペースに。
▲58香を活かした▲55歩の突き捨てで角道を止めるなど懸命の防戦に対し、 名人も桂を入手しての△88歩(取れば△76桂のふんどしの筋が見える)や△77歩のたたきなど布石を活かして局面をリードします。
先手の馬、後手の龍が敵陣に入った局面は居飛車穴熊が健在な一方で銀冠は玉頭にキズを抱えて素人目にも名人優位を思わせ、
私は思わず席を外して詰将棋に精出してました。(^^;
しかし! ふと戻ってみると、挑戦者しばし防戦ののち、▲39香〜▲29金と驚きの持駒投入、自身も「こんな手指さないよ」と言いながらの粘り。 名人さすがに攻めあぐねたか、局面はにわかに切迫? ギャラリーも思わず唸る熱戦に。 最後は名人が残していました。
今回で通算3期となった柳田名人、永世位獲得(?)にあと2となりました。
三谷さんも通算4期。 今回惜しくも敗れたものの、福島さんの巻き返しも期待させられます。
そして新たな挑戦者が表舞台に躍り出るか? 次回の詰工房にも目が離せません。
^^

|