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詰将棋おもちゃ箱ドキドキストリート

ドキドキ展示室 No.147 TETSU

ドキドキストリート
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棋譜ファイル(柿木将棋kif形式)
出題時のコメント:
なし6類型 作意21手

ドキドキ展示室No.147 TETSU

山口成夫さん創案のなし6類型。 このところドキドキ展示室での出題も多いので、詰筋を覚えている方もいるかもしれません。

詰筋は73金、93金、74金の3通り。
73金は香歩問題でおなじみの形になり、84桂合、83金合という二段中合がとんできます。
93金にも83金合。 64の逃げ道があるので、84桂合はいりません。
74金の受けが一番やっかいで、いろいろな合駒を読む必要がでてきます。
本作はそのやっかいな74金が正解。 仕方ないので順番に合駒を読んでいきましょう。

  1. 一番平凡な82歩合。 これは同香成、同玉に89香と打てば、84歩中合の抵抗があってもかまわず同香で、93玉には83香成〜84金〜85馬で捕まりますし、 71玉や91玉には歩を叩いて簡単。
    ちょっと工夫して83歩中合。 同香不成、92玉、82香成で2手延びますが、結局は82歩合と同様。

  2. 前に利く駒は全部同様に詰むので残るは角か桂。 82角合は同香成、同玉、83桂成、81玉(91玉は93香、71玉は93角)、72角以下。 83角の中合もあまり延命になりません。

  3. ということで正解は82桂合です。 83桂中合の方が2手延びそうに思えますが、82香と捨てて早いので、82桂の直接合が最長。

  74金、82桂合、同香成、同玉、

83桂成と迫れば、91玉は93香、81玉は93桂で簡単なので71玉。 ここが考えどころです。
73香が銀をずらす好手で、それから72成桂〜63馬と攻めれば73銀が質駒になっています。

  83桂成、71玉、73香、同銀、72成桂、同玉、63馬、61玉、

63馬に82玉はすぐ73馬が実現するので、71玉か61玉。 61玉の方が52歩成、71玉で2手長くなるので、こちらが正解です。

  52歩成、71玉、83桂、82玉、73馬、81玉、

73馬で逃げ方は81玉、92玉、93玉の3通り。 どこに逃げてもいろいろな詰め方があって、銀が余ったりもしますが、すべて正解です。 作意は無理やり銀を使っていますが、91馬や91桂成で銀が余る順も。

  82銀、92玉、91桂成 まで21手

大道棋は詰むか逃れるかの勝負なので、実戦では収束余詰はあまり気にされませんが、解答募集の出題形式だと審査が大変になりますね。 最終手は91桂成・73金・62と(銀)・72銀・83金・84馬など様々でした。

それでははみなさんの感想を。 解答到着順です。

蛇塚の坂本さん:
21手詰みにすれば銀余りました。
冨坂碧海さん:
あまり見たことのない収束です。
山下誠さん:
2手目の合駒は意外にあっさりした選択だった。
名越健将さん:
いろんな綾があり難しい。 2手目歩合はないと解ったのでやっと作意が垣間見えた。
太田の渡し71さん:
83角合か82桂合か悩む。
Estalightさん:
捨駒が多かったですが比較的解きやすかったです。
占魚亭さん:
全ての駒が働く。 第一感は83桂合だったけど、82の方が延命できるのか。
池田俊哉さん:
とりあえず73金が桂-金の連合で詰まないことを確認して74金と着手。 63馬を作る73香捨てが良い手
最後は駒余りの手を選ぶのが最善かな
金少桂さん:
なし6類型の52角(馬)型では桂合で受けるのが新定跡ですね。 この筋もいろいろ改作できそうで魅力的な配置と感じました。
中村丈志さん:
4時間図面をにらみ考えました。 引っ掛かっていないか心配です。 7三香がなかなか見えませんでした。

正解です! 最後、94銀、同玉、84馬できれいに詰めていただきました。

小林巧さん:
91桂成 71玉 62と まで21手詰銀余りでもOKなんでしょうか?
持駒全部使い切った方が断然気持ちいいんでコチラの手順にしました。

作意順でした。 作意と一致していなくても詰めていることがわかれば正解です。


ドキドキ展示室No.147 解答:13名 全員正解(下記)

  池田俊哉さん  Estalightさん  太田の渡し71さん  川石隆志さん
  金少桂さん  小林巧さん  占魚亭さん  冨坂碧海さん
  中村丈志さん  名越健将さん  蛇塚の坂本さん  松崎一郎さん
  山下誠さん

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。