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詰将棋おもちゃ箱 − ドキドキストリートドキドキ展示室 No.91 鳥本敦史さん |
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棋譜ファイル(柿木将棋kif形式) |
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![]() 金3類型には40題以上の問題があり、本作のように85飛付きの問題も数作作られています。
銀の空き王手・両王手で誘い手の多い類型で、85飛型の場合は更に84飛という手もふえています。 71銀不成、73玉、82銀不成、62玉、65飛、64歩合、 合駒は63か64。 まず63歩合から考えていきましょう。 73金、61玉、62歩、同馬、同金、同玉、51角以下で詰み。
この順を防ぐには63金合か飛合ですが、それは73金、61玉のとき63飛成と切って詰み。 ということで、合駒は64です。 73金、61玉、62歩、同馬、同金、同玉、64飛、72玉、 64飛に63合は53角で簡単。 72玉とかわします。
74飛、82玉、73角、92玉、93歩、同玉、84角成、92玉、
作者 「85飛がくっついた金3類型はいくつか作られていますが形もよく纏まりました。 85飛を横に使う新しい展開。
64飛から74飛、73角は普通の手ですが、なんとなく指しにくい。
以下、駒余りもなくきれいにまとまって、解後感のよい問題です。
3二龍まで33手解。 73角のとき、71玉と逃げて、91角成、72歩合、83桂、61玉、62歩、同玉、63歩、61玉、51金以下の33手解と思われますが、 62歩のところですぐ51金と捨てて29手のため、83桂には62玉と逃げる31手が最長。 ということで、32龍まで33手解は変化別詰ですが、大道棋は詰めていればOKなのでこれも正解です。
32金まで33手解。これも同様ですね。
中別れの変同なので、こちらも正解です。
先に73金、61玉、65飛だと62歩合でどうにもならないですね。 |
ドキドキ展示室No.91 解答:9名 全員正解(下記)
池田俊哉さん S.Kimuraさん 小山邦明さん 占魚亭さん 当選者は、展示室で発表しています。 |