出題のことばが大きなヒントでした。
手順も2月の対戦コースと同様83銀から入りますが、73玉でさてどうしましょう。
金が2枚がんばってるので、75香が打てません。
なんと、金を気にせず78香(79香)と打つのが妙手。
どこに合駒しても、83香成から成香を引いて詰み、金の移動合なら取って簡単。
あれ? ホントにこれで終わり?
そこは大道棋、77角合の逆王手がありました。
角合を取ってからは、84香の消去から角捨てで収束と、大道棋らしからぬきれいな手順。
62角に74玉と逃げた方、82玉なら83馬の1手詰、ではありませんよ。残念。
それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
- 岡村孝雄さん:
- 香打で77〜75のどこかに合駒を埋めてもらえば、
がんばってくれてる二枚金はむしろ壁なんですね(笑)。ここで考えました。
角合以降も解いて爽やか。
- 涼秋さん:
- 9一の駒が飛車になったのは何のためでしょうか。
91香だと、62角、82玉のとき、71角成、73玉、62馬、82玉、83銀成、81玉、72馬まで
の詰みがあり、91飛はこれを防いだ配置です。
- Kitasanさん:
- 先月の対戦コースに似ているというのが大きなヒント。
角合以降の手順は大道棋に似ずエレガント。
- 今川健一+谷口翔太さん:
- 爺 「孫が来る前に苦労しました。これは内緒。」
孫 「爺ちゃんはスゴイ。簡単に79香打を見つけるなんて。」
- Mariko Kawashimaさん:
- 研究コースの詰め将棋いつもながらうまくまとまっていて思わずうれしくなりました
- 坂田真保さん:
- 7八香への合を読むだけなので、簡単でした。
- S.Kimuraさん:
- 7八香から玉を一段目まで押し戻してしまうのが凄い.
- 鳥本敦史さん:
- 先月の読みの蓄積(?)から序盤はスイスイ。
香打は下の方しかないなと思った瞬間角打の逆王手が飛んでくる。
いただいた角をきれいに捨ててすっきり詰め上がり。
泥臭さがなくて好作ですね。
- 神無七郎さん:
- 角の逆王手が2題共通のテーマとは粋な趣向。
84香を消去してからの収束はあつらえたように綺麗。
- Yasutakeさん:
- 53が銀だと基本的に93銀は駄目ですね。
収束、大道棋らしからぬ好手順ですね。
- 流さん:
- 「逆王手1回だね」「しかし一筋縄ではいかんのぉ」
「91飛は?」「わからん」「角打限定?」「さぁなぁ。あれを取る変化になるかと思ったのは内緒ぢゃ」「考えすぎだね(-_☆)」
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