木目1

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ドキドキ No.40 表紙に戻る
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出題時のコメント:

月末の力試し問題。 No.37のそっくりさんですが、質駒の91角がありません
31手詰。 無駄合の考え方によっては33手詰にも

LINE

これまで出題した4局のうちでは一番駒数が少ないですが、誘い手は減ってはいません。 本手順がかなり読みにくい順で(4手目84玉の変化も難しい)、途中の局面が詰まなそうに見える上に、 ほかの誘い手もかなり続くので、迷い出すと大変。

本局に詰方66歩を加えると、全く別の詰め方になります (双子問題コレクションNo.22)。 こういう問題ができるのも、本手順と誘い手がいずれもきわどいことの現われともいえるでしょう。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

坂田真保さん:
難しいですね.盤駒を使って3日かかりました.
手順もきれいで,すばらしい作品だと思います.

また正解者なしかと心配していたところに坂田さんの解答メール到着。 さすがですね。

神無七郎さん:
締切り3時間前まで本作のことは忘れていて、慌てて解答。
無駄合い云々が気になりますが、これは75香に対する74歩の変化のことでしょうか?
多分無駄合いでいいんじゃないかと・・・(よく読んでないので自信なし)。

75香は限定打で74香では82玉で詰まないので、74歩の中合が考えられます。 しかし、歩を渡すので同香に82玉は簡単に詰んでしまい、結局74同香、73歩合が最長で作意に戻ります。 合駒を玉方の駒台に返しても詰めば無駄合、という判定方法だと、74歩は有効合になるのですが、 変化にしか効かない合なので、無駄合としていいのかな。 規約検討の一つの例題になりそうですね。

木目1