木目1

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ドキドキ No.39 表紙に戻る
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出題時のコメント:

前局の筋を11香が防いでいますが、さて・・・ 23手詰

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11香の有無で手順ががらりと変るのが大道棋らしいところ。 なぜか知りたい方は、双子問題コレクションNo.21をごらんください。

角が四方から打てる形だけに、はじめてこの類型を見た人には、本局の手順は盲点になるかも。 44銀捨が気持ちのよい手で、詰み形になります。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

神無七郎さん:
前回読んだ筋だったので、すぐに解けました。
大道棋の姉妹作は、チェスプロブレムのツインと違って形式が自由な所がいいですね。

大道棋の場合、手順は関連がない方が実戦価値がありそう。 手順もツインになっている芸術的大道棋なんていうのも面白いかも。

坂田真保さん:
1枚の違いで手が全く異なるところがいいですね.
4四銀が見えれば,あとは簡単でした.

違う手順にするのに2枚変えれば比較的容易ですが、1枚だと二重の意味を持たせる (片方の手順を防ぎ、かつもう一つの手順を成立させる) ことになるので、運がよくないとなかなかできないですね。

岡村孝雄さん:
角を打ちたいところをまず35銀と引いたり、 34同香に43玉と寄って馬を51に効かなくしておいたり、渋さを感じる問題。
11香が15を守る……というのは容易に想像できますが、 11の退路を塞いで代替の詰め手を用意しているというのは意外でした。 (てっきり質駒になるのかと)

実力者の方に−−11香が桂だったらどうなるでしょうか。

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