木目1

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ドキドキ No.38 表紙に戻る
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出題時のコメント:

第2弾。 右側にシフトされている意味を考えれば・・・ 25手詰

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この類型、位置によって、いろいろな手が成立します。 例えば、二つ左にずらして64玉型にすると、42角と前局同様右上からの角打で詰みます。 一つ左にずらして54玉型だと? これは詰まないようです (^^;

本局は右側が狭いので、こちらに追う方針で26角から入ります。 対して逃げると1手詰なので35香(桂)合の捨合。 同銀、33玉に15角と追撃したいところですが、また24歩と捨合されると、 同銀は42玉、同角は22玉、13角成、同玉で、なぜか詰みません。

34銀、同玉(42玉は43銀)、35金と、銀を金に置き換えるのが好手。 こうしてから15角とすれば、24歩(桂)の捨合にも、同角、22玉、13角成、33玉(同玉は14香から16香)、24馬で 攻めが続きます。 続く23香に同飛でも同手数ですが、いろいろな手が生じるので、31玉を作意としました。 2手目、10手目の合駒も非限定ですが、乱れの少ない35香合、24歩合を作意としています。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

神無七郎さん:
当初は初手35銀だと思ったのですが、ハズレました。
26角に対する合駒は桂を解答したのですが、香合いでも25手より短くなるなる順は見つかりませんでした。 非限定なんでしょうか?

35桂合、24桂合の解答。 この場合は13角成では同玉で詰まないので、34桂以下の手順になります。 こちらを作意とする手もあるかも。

坂田真保さん:
初手は簡単でしたが,3四銀がなかなか見えませんでした.
合駒は,桂香どちらのほうがいいのでしょうか?

35香合、24歩合の作意解でした。 同手数なので、桂香どちらも正解です。

岡村孝雄さん:
35・24での捨合自体は予想できる形。
何合からどういう筋に入るのか最初は迷いましたが、35の駒を金に替えておく手に気づけば、というところ。
それにしても、ここまで大きく平行移動可能な類型というのは珍しい?

平行移動可能ということは、それだけ類型を作れる可能性が大きくなりますね (^^)

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