前回の研究問題に73歩が加わった問題。
とりあえず前回の筋でいってみよう。
84銀、94玉、83銀生、85玉、84飛、同玉。
ウッ、73角が打てない。 73飛成でも95玉でダメみたい。
やっぱり73歩を取る筋かな。
82銀、92玉、73銀成、72角、
ここで、82全、同玉、72飛成と角がとれるぞ。
93玉に、71角、94玉、92龍、同馬 あちゃー馬が効いてた。
しからば、82飛成! 同玉で73飛成。
うーん。 65馬が強くてちょっとダメそう。
本局、普通はカモ手の94銀が正解!
よく知っている人は逆に指しにくかったかもしれません。
それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
- こんさんさん:
- 初手84銀が詰まないのが不思議。
これがだめとなると94銀しかありません。
前回とセットで出題されると面白かったと思います。
- 神無七郎さん:
- 簡単な問題のはずですが、7手目95歩に気付くのにちょっと時間が掛かりました。
それに対して85玉とする変化も、変別に落ちやすいところ。
(もし85玉以下で解答したら誤解ですか?)
変別とは 85玉、83龍、同馬、同龍、95玉、73角以下 の解答ですね。
85玉も最短13手(駒余り)で、この順は同手数変化の余詰にあたるので正解です。
- 岡村孝雄さん:
- 前回だと94玉で足りない初手94銀の筋、今度は駒台に値千金の歩が1枚。
95歩に85玉とヨロケるほうが長い?と一瞬思いましたが、83龍引〜75龍の一組がありましたね。
- 坂田真保さん:
- これも易しくて,きれいでいいですね.
この類型は苦手ですが,最初にこういった作品に出会っていたら苦手意識を持たずにすんだかもしれません.
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