長手数記録、短手数記録、駒数の記録、繰返し回数の記録など、詰将棋のいろいろな記録作を一覧できるコーナーが、
記録に挑戦!です。
何十年も破られてない記録もあれば、頻繁に更新されている記録もあり、ちょっと頑張れば更新できそうな記録もありそうです。
新規な項目も調査可能な条件であれば随時追加していますので、「こういうのは記録作になりますか」など、
まずは管理人TETSUにメールでご相談ください(omochabako@nifty.com)。
本作は、繰返し回数の記録、双方連続同種の手のうち、連続金の記録作(10回)です。
作者「4-100 連続金 の記録を9回から10回に更新する作です。
内容としては現記録『宵の明星』を2手逆算して配置を一路右に寄せたものです。」
これまでの記録作(9回)は、同じ作者の「宵の明星」(2008年8月記録展示室No.43)で、
現時点での全手順金の長手数記録作(9手)です。
金少桂「宵の明星」 棋譜ファイル(柿木将棋kif形式)
このときにも、作者は「1手逆算して、10手詰め(受先)も出来ている」と述べていました。
連続金の記録項目が登録されたのを機に、11手詰の連続金10回の記録作として発表したわけです。
改良図なので、直接記録に挑戦!に登録しようかと思いましたが、「宵の明星」がかなり前の発表であること、
短手数で詰将棋ガイダンスでの記録に挑戦!の紹介として適当な作品であることから、記録展示室で出題させていただきました。
手順は16角の利きを止める25金合がポイント。
「宵の明星」の2手逆算なので、詳しくは「宵の明星」の解説をごらんください。
24歩、同金、14金、同金、35金、25金合、
24金打、同金寄、同金、同金、14金 まで11手
それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
- 鳥本敦史さん:
- 途中で全応手金では?と思い立ちあとは暗算でスラスラ解けました。奇天烈な構図は作者ならでは。
- 蛇塚の坂本さん:
- 金の連続10回は凄いと思える。
- 山下誠さん:
- 自陣の飛車をピンすることで金の手が続く。うまいアイデアです。
- 長谷繁蔵さん:
- 同金4回
詰方の同金もあるので5回ですか。
同金の回数記録の項目はありませんが、データベースで調べてみたら、添川公司さんの「二天門」の18回が記録のようです。
- 小山邦明さん:
- 金の連続着手の記録作でしょうか?
34金という手があるので8手目の金寄が限定で、うまく手順が続けられている。
- 津久井康雄さん:
- 金の連続手ですね。配置に苦戦の跡が・・・
- S.Kimuraさん:
- 最初が歩なのが少し残念ですね.
- 池田俊哉さん:
- 連続金応手の記録でしょうか。25金打合で手数を伸ばすのがポイント
- 占魚亭さん:
- 初手から金の着手でないのが惜しいですね。
- 変寝夢さん:
- 記録は1手更新なのかな。8手目は限定なのですね
8手目同金引では34金まで。
- ハマGさん:
- 連続金10回の記録でしょうか?
- 市橋宗士さん:
- 2四歩以下、十手台で詰むんですが、駒が余るので不正解ですね、降参です。
もうちょっとだったのかな。 どこが違うか、手順を見てご確認ください。
- 波多野賢太郎さん:
- これは金の連続着手10手の新記録でしょうか。よく考えてある力作ですね。
|