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詰将棋おもちゃ箱記録に挑戦!
記録展示室 No.100 野曽原直之さん
記録に挑戦!
記録に挑戦!
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棋譜ファイル(柿木将棋kif形式)
出題時のコメント:
・・・の使用駒数最少記録 10手台

記録展示室No.100 野曽原直之 盤面4枚、持駒1枚の簡素図式。 ぱっと目に付く順は、73飛、81玉、72銀成、91玉、93飛成、92合、82成銀までの7手詰。 ところがこの順は92桂合の逆王手で詰みません。 ほかに手もないようですが・・・

ポツンと離れた99銀が解決のカギでした。 79飛と打って、この銀を取りにいくのです。 81(82)玉に72銀成、91玉、99飛となれば、92桂合の逆王手も同龍で簡単。 あれ、でも桂が余っちゃいますね。

79飛に78歩とか中合する手はどうでしょうか。 同飛、81玉、72銀成、91玉、92歩、同玉、98飛までぴったり詰みました。 どこに中合しても同じかな、と思いきや、74歩合とされると飛が9筋に回れなくなるではありませんか。

実は、この手順が正解。 9筋に回れなくても、同飛、81玉(82玉は83歩)に72銀不成とする手が好手で、91玉に92歩、同玉、83銀成とすれば詰み形が見えてきます。

  79飛74歩合、同飛、81玉、72銀不成、91玉、92歩、同玉、
  83銀成、81玉、72飛成、91玉、92(82)龍(成銀) まで13手

83銀は成不成非限定。 それに対して81玉のところ91玉も71飛成、81合、82成銀まで同手数で、どちらも正解です。

作者 「狙い: 飛最遠打の使用駒数最少の記録作品(5枚)です。 7九飛の意味は変化で9九の銀を取るためです。」

使用駒わずか5枚の初形から、逆王手の逃れ、飛の最遠打、限定中合まで飛び出すとはびっくりですね。 そう、本作は飛最遠打・使用駒数最少の記録作品(5枚)です。 これまでの猫田いわしさんの6枚から更に1枚減らすことに成功しました。 質駒を取りに行く遠打はよくある筋とはいえ、残り2枚で詰将棋として成立させたのはお見事です。

記録展示室も本作で100作目の出題。 「そこにエベレストがあるから登るのだ」ということで、これからも世界最高峰を目指す挑戦は続いていくでしょう。 記録の項目によって、理論上の限界が達成された項目もあれば、まだまだ更新できる項目もあるので、記録に挑戦!で関心をひいた項目があったら、ぜひ記録更新に挑戦してみてください。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

陽気なわらしべ長者さん:
すっきりとした春の季節を感じさせる作品でした。
蛇塚の坂本さん:
9九銀が意外な駒に見せて7四歩の中合強要するところが面白い。
長谷繁蔵さん:
2手目やっぱり限定だったあ!
山下誠さん:
9九銀の配置が何ともユーモラス。確かに双玉作品の極限の駒数のような気がする。
占魚亭さん:
この枚数で最遠打が出来るとは。
おかもとさん:
飛車の最遠打の使用駒最小でしょうか。作意は中合がアクセント。
h&iさん:
双玉プラス銀二枚のシンプルな初形から、遠飛車と意外な地点への中合。お見事です。
S.Kimuraさん:
何の記録なのか分かりませんでしたが,2手目の応手に悩まされました.
攻めダルマンさん:
これくらいで遠打が出来るとはね。
小林巧さん:
事の他、難しく 考えさせられる。
貧乏性の虫が騒いで99の銀を取りに行きたくなった。
金少桂さん:
初手の意味付けの99銀以外に詰将棋として成立させる舞台配置が84王と63銀のたった2枚で済んでるのがすごいと思った。
市橋宗士さん:
なんで簡素な図なんでしょう、これなら解けそうだ、と思ったんですが。
変化手順で、双玉図ならではの逆王手が出現、見落とすところでした。
この形、この手数、この手順、いいですね。
隅の老人Bさん:
初手に応ずる74歩合は巧妙。でも、何の記録なのかは解らない。
波多野賢太郎さん:
逆王手ではなかったんですね。この形で7四歩合という好防が出てきて十分と思いました。
池田俊哉さん:
飛最遠打の最小駒数か。非限定箇所はいろいろあるが、駒数増えては元も子もない
小山邦明さん:
10手目は81玉でも91玉でも可?

どちらでもOKです。

Pathfinderさん:
初手73飛で簡単に詰むと思いきや92桂合が上手い反撃。この盤面、枚数から飛車最遠打が出ることに感動しました。
嵐田保夫さん:
簡にして明且つ敏なり。
ハマGさん:
飛最遠打の使用駒数最少記録、1枚更新

記録展示室No.100 解答:19名 全員正解(下記)

  嵐田保夫さん  池田俊哉さん  市橋宗士さん  S.Kimuraさん  h&iさん
  おかもとさん  キリギリスさん  金少桂さん  小林巧さん  小山邦明さん
  隅の老人Bさん  攻めダルマンさん  占魚亭さん  Pathfinderさん
  長谷繁蔵さん  波多野賢太郎さん  蛇塚の坂本さん  山下誠さん
  陽気なわらしべ長者さん

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。