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詰将棋おもちゃ箱 − 記録に挑戦!記録展示室 No.101 本間晨一さん |
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棋譜ファイル(柿木将棋kif形式) |
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![]() 将棋図巧第99番といえば、初の全駒煙として超有名な作品ですが、 そのエッセンスを味わってもらおうとTETSUが初の飛角金銀煙(29手) を作ったのが2009年8月のこと。 その後、飛角金銀煙の長手数記録は 吉田京平さんの77手までものすごい進化を遂げました。 そして本作、2手毎に必ず1枚消える 飛角金銀煙の究極の短手数記録(21手)の登場です。 作者 「飛角金銀全駒(12枚)煙を理論的最短手順で作図するのは、 11枚までなら それほど難しくないと思います。 しかしながら、最後の一枚をどう追加してして煙らすかが 意外と難しく、 途中で作図をあきらめようかと思ったほどです。」 作者は同様の構図で七対子煙の理論上の最短記録を創作しているので、
2枚少ない飛角金銀煙も実現できても不思議ではありませんが、
強力な駒しか存在しないので、かなり苦労されたようです。
そのせいか、全体のトーンはくるくる風なのに、序がちょっと難しくなっています。
と、逃げる手はすべて15手以内で詰み。 同玉と取ります。 88龍、76玉となれば、いつか来た道、金銀8枚をすべて消して大駒2枚だけのきれいな詰上り。
85角、同玉、88龍、76玉、66金、同玉、77龍、56玉、 駒数の少ない煙は、飛道具煙、飛角金銀煙(本作)、
七対子煙と理論上の最短手数が実現されましたが、
本家の煙詰が岡村孝雄さんの「来たるべきもの」で制覇された現在、
他の煙の究極の短手数が実現されるのも近いことかもしれません。
成駒なしにできればきれいですね。 どうすればいいのかな。
TETSU、かねこきよしさん、吉田京平さんに続いて4作目の飛角金銀煙です。
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記録展示室No.101 解答:18名 全員正解(下記)
嵐田保夫さん 池田俊哉さん S.Kimuraさん h&iさん 当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。 |