|   2番目は「角の最遠打・使用駒数最少」の記録作品(7枚)です。
 普通なら73角と打つところですが、29玉に23飛、38玉、28飛成として龍追いしていくと、64龍、83玉で行き詰まり。
    82角と打っていても、73龍、92玉で行き詰まり。
    というわけで、初手91角の最遠打が正解となります。
 
      91角、29玉、23飛、38玉、28飛成、47玉、37龍、56玉、46龍、65玉、55龍、74玉、
 64龍、83玉、73龍、92玉、82角成(龍) まで17手
 猫田さんが「この順は既にあるかもしれないけど」と心配されていたので、
    詰将棋データベースで 「91(11)角打、29(89)玉」で検索したところ、1作も見つかりませんでした。
    単に角打から龍追いならありそうですが、最遠打という条件では本作が初めてのようです。
 角の場合は、物理的に前題の香の最遠打のような双玉の機構が使えないし、質駒狙いもできません。
    打った角の方に追っていくことを考えると7枚というのは限界に近いといえそうです。
 
 ただし、受方持駒指定なら、39金|19玉72金|角|なし でなんと4枚でできます。
    使用駒数最少の条件では受方持駒指定は認めていませんが、
    受方の持駒が残り駒全部でも合駒されたとき詰むようにできればいいわけです。
    はたして6枚でできるでしょうか。
 それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。 
      ballpen517さん:
      手数の割にテンポ良く詰ませられ、気持ち良い作品でした。
     
      キリギリスさん:
      初手91以外だと、途中で王手が続かない。
     
      ぬさん:
      新記録は手数? それとも駒数?
     使用駒数の記録でした。 
      福谷敏久さん:
      鋸引きですか
     斜めの龍追いですね。 一直線なのでノコギリとはいいにくいですが。 
      しまぎろうさん:
      くるくるっぽいと思いました。
     
      やまかんさん:
      飛と角の離し打ちの合計距離か何かの記録かな?
     
      平井康雄さん:
      最遠角打の最少駒数。たった2枚で変化を支えるのがポイント。
 
      名無し名人さん:
      単純ですが伏線的な遠打。龍追い展開がおもちゃ箱らしい。
     
      池田俊哉さん:
      角遠打の最小駒数。下から打つタイプはやはり難しいのでしょうか
     11玉に99角打だと、もう少し駒が必要になりそうですね。 
      れおんさん:
      竜と玉のエスカレーター。
     
      たくぼんさん:
      角の最遠打の最小駒数記録でしょうか。出来るもんですねえ
     
      隅の老人Bさん:
      2度の遠打。特に、初手の91角打がお気に入り。
     
      ひろぽんさん:
      くるくるっぽい手順でおもしろい
     
      占魚亭さん:
      この枚数でできるんですね。
     
      S.Kimuraさん:
      角と飛車を両方打ってから龍で追いかける形になるとは驚きです.
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