| 解説 やよい 山腰雅人さん「竜神台」の持つ「攻方飛の連続移動記録」を更新したものです (27手目以降31回連続)。 残念ながら同作の「飛不成回数記録」更新は成りませんでした。
 
    構成は古典的な知恵の輪プロットです。
    飛不成のための仕掛けは右上辺にあり、25玉に対し35飛成(龍)とすると14玉で打歩詰になります。
    35飛不成に対する14玉以下の変化手順は特に難しくなく、また他に変化紛れも殆どありません。
    「多少手の込んだくるくる」として楽しんでいただければ幸いです。 
    生飛車追いは龍追いと比べコースの設計自由度が低く(「乱」や「特異点」などは別格ですが)、
    本作は「竜神台」のものを斜めに伸ばした形で、単純な周回型としてはこれが最長経路と思います。 
      15飛、27玉、17飛、38玉、37飛、49玉、39飛、58玉、59飛、67玉、57飛、76玉、77飛、85玉、75飛、94玉、
 95飛、83玉、93飛不成、72玉、73飛不成、61玉、
 71飛不成、52玉、43と、同玉、
 ここから31回、攻方飛の連続移動。 
      41飛不成、34玉、31飛不成、25玉、35飛不成、16玉、
 15飛、27玉、17飛、38玉、37飛、49玉、39飛、58玉、
 59飛、67玉、57飛、76玉、77飛、85玉、75飛、94玉、
 95飛、83玉、93飛不成、72玉、73飛不成、61玉、
 71飛不成、52玉、51飛不成、43玉、53飛不成、34玉、
 33飛不成、25玉、35飛不成、16玉、
 
 15飛、27玉、17飛、38玉、37飛、49玉、39飛、58玉、
 59飛、67玉、57飛、76玉、77飛、85玉、75飛、94玉、
 95飛、83玉、93飛不成、72玉、73飛不成、61玉、
 71飛不成、52玉、
 ここまで連続31回移動で記録更新。 
      53歩、43玉、41飛不成、34玉、31飛不成、25玉、35飛不成、16玉、15飛、27玉、17飛、38玉、37飛、49玉、
 39飛、58玉、59飛、67玉、57飛、76玉、77飛、85玉、
 75飛、96玉、
 52が塞がれたので、最後は逆回り。 
      95飛、87玉、88歩、76玉、75飛、67玉、77飛、58玉、57飛、49玉、59飛、38玉、39飛、27玉、37飛、16玉、
 17飛、25玉、15飛、34玉、35飛、43玉、33飛成
 まで135手
 それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。 
      凡骨生さん:
      飛不成何回かな?19回か!最後は飛を成らしてあげようね。
     飛不成回数では、山腰雅人さん「竜神台」27回にはおよばず。 
      やまかんさん:
      これは飛車の連続移動記録かな?手順はパズル風ですね。
      からくりは53歩打つための手順ですか。記録更新おめでとう!
     
      長谷川琴さん:
      連続、飛での王手記録、でしょうか。
     
      きたさん:
      簡単な機構でうまく逆回転のタイミングが決まる。
      ところでこれは何の記録でしょうか?
      応手がすべて◯◯玉という最長ということかな。
     全応手玉移動の記録は500手以上なので、更新はちょっと大変。 
      池田俊哉さん:
      単騎生飛追いの最長手数?。14へ行く変化のためだけの飛生が良い。受け方53歩を攻め方に変えるために一回転増える構成もうまい
 
      小林巧さん:
      詰め方王のまわりを、4.5回廻りオマケに半回転1回と…こんなにくるくる廻られるとバターになっちゃいそうですね(チビクロサンボ!?)
     
      隅の老人Bさん:
      飛で追いかける回数の記録でしょうか?何処かで成ると14王で歩詰とはね。
 
      S.Kimuraさん:
      「打不詰に注意」とあったので,飛車を成らずに追いかけました.途中の変化をかなり飛ばして,詰ませたような気がしたのですが,手数が全然足りません.どこで間違えたのか・・
 惜しい。最後の75飛のとき、96玉から逆回りする方が長かったのでした。 
      占魚亭さん:
      最後まで飛車は成らないのかなと思っていましたが、さすがに無理ですよね。
     
      やぶいりさん:
      目が回りました。最後の逆回転が見えず歩余り、手数不足で難航しました。
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