次ヘ
次ヘ
詰将棋おもちゃ箱記録に挑戦!

記録展示室 No.62 近藤真一さん

記録に挑戦!
記録に挑戦!
出題時のコメント:
70手台。収束小キズあり

  13飛成、12金合、44角成、21玉、
  31桂成、同玉、53馬、21玉、

  54馬、11玉、55馬、21玉、
  65馬、11玉、66馬、21玉、
  76馬、11玉、77馬、21玉、
  87馬、11玉、88馬、21玉、
  98馬、11玉、88馬、21玉、
  87馬、11玉、77馬、21玉、
  76馬、11玉、66馬、21玉、
  65馬、11玉、55馬、21玉、
  54馬、11玉、44馬、21玉、
  43馬、11玉、33馬、21玉、
  32馬、同玉、

  12龍、33玉、13龍、(イ)23銀打、24金、32玉、23金、同銀、
  33歩、同玉、24銀、34玉、23龍、25玉、(A)35銀、同玉、
  26銀、36玉、25龍、27玉、37銀、同玉、

  48金、46玉、47金 まで75手

イ:23歩合なら、34歩、同玉、14龍、24桂合、25金、33玉、
  34銀、22玉、23銀成以下
A:35銀で、15銀、同玉、26銀、16玉、25龍とする順(非限定のキズ)がある。

【解説:こんさん】

七色図式の最長手数記録更新作
です。 詰め上がりは非周辺玉の煙になります。

12金合を強要後、馬鋸に入ります。
途中32歩合は同馬とされ、収束に短絡します。 32馬と捨てるので、合駒は意味がありません。

23銀合は14銀にヒモをつける意味です。
35銀、37銀、と繰り返しで捨てます。
香筋を生かし、59金で詰めあげます。

非限定のキズが痛いですが、作者はあまり気にはしていません(^_^)


【短評】

大森常一さん:
9八歩の存在で馬ノコとわかり、詰ませ易かったです。
手数勘定は間違えていませんよね。 こういう動きは数えづらいです。
長谷繁蔵さん:
途中33銀不成として潜られすぎて逃がした。
松田浩輔さん:
2回の銀捨てが面白かった,これは何の記録なんですか?全く分かりません?
凡骨生さん:
七色図式に馬鋸とは!さすがです。
中澤照夫さん:
7色煙の更新作。 やはり長手数化には馬鋸が有効か。
53手目34金ではなく、13龍で合駒を問う。 23銀打合と思うが。
隅の老人Bさん:
これは傑作、さすが、近藤さん。15銀でも同じ?、小さい、小さい、気にしない。
傑作は褒めすぎですが、個人的にはこういう小品の方が受賞作より愛着が持てます。
シンプルでまとまった素材は努力では得られないので、希少価値がある気がします。

利波さん:
七色煙中段玉詰上がりの最長手数作。収束への繋げ方が巧いです。
嵐田保夫さん:
シンプルな形から基本的な馬鋸手順で心地いい解後感が得られる。
広瀬稔さん:
馬ノコが終わってからも結構手数が伸びる。
S.Kimuraさん:
59金がなぜあるのか不思議でしたが,収束の手順に感動しました。

59金を付け足してみたら、完成でした。運が良かったと思います。


記録展示室No.62 解答:12名 全員正解(下記)

  嵐田保夫さん  S.Kimuraさん  大森常一さん  しろねこさん
  隅の老人Bさん  躑躅さん  利波さん  中澤照夫さん
  長谷繁蔵さん  広瀬稔さん  凡骨生さん  松田浩輔さん

当選者は、展示室で発表しています。